結婚しない娘、夫婦仲が悪い親のせいですか?
2026.9.22 New
結婚しない娘、夫婦仲が悪い親のせいですか?
母娘関係改善カウンセラー横山真香です。
先日、国立社会保障・人口問題研究所の発表によると、18歳~34歳までの未婚者で「一生結婚するつもりはない」と答えた人の割合は男女ともに2割を超えたそうです。
カウンセリングに来られたクライアントさんで、娘から「親の不仲で結婚なんて地獄。私はしない」と言われ悩んでいる人は多いです。娘の将来への不安、後悔のはざまで、自分を責める母親クライアントのケースを取り上げてみます。
(※複数のご相談から共通点をピックアップしており、特定のケースではありません。)
目次
・娘に夫の悪口を言い続けたのは事実だが
娘が幼かった頃から、夫婦喧嘩はしょっちゅうだった。母親は娘を味方にしたい一心で、夫の悪口をことあるごとに言っていた。
「お父さんと結婚しなければよかった」、「結婚を後悔している」。それでも離婚しなかったのは、世間体があったし、経済的自立も厳しかったから。
・母親を身勝手と娘が非難
娘が年頃になっても、異性の話は全くしない。20代後半になって、母親の方からたずねてみた。「結婚するつもりはないの?」と。すると、娘から「親を見ていて、結婚は地獄だと思う。結婚なんてしないわよ」という答えが。
これを聞いて母親はびっくりした。自分は失敗したが、娘には幸せな結婚をしてほしい。
夫との老後は期待できないが、せめて孫の世話はしたい。そう話すと、娘は軽蔑したような顔で言った。
「お母さんは、本当に勝手。あれだけ、お父さんの悪口を言っていたくせに。結婚に夢を持てなくなったのは、お母さんのせいよ」。
娘の本音がわかり、母親はショックだった。娘のネガティブな結婚観は、自分のせいだと自身を責めるようになった。
・老後より娘の将来が心配
こうしたご相談があっても、その後、結婚する娘もいる。「結婚しないと断言していた娘が、よいパートナーと出会い、入籍しました」と母親クライアントさんからご報告をいただくこともある。
一方、独身の娘が歳を重ね、親もシニア世代になり、不安が増す人も。
「独身の娘は40代。お見合いを何度も勧めてみたが、結婚は嫌だと拒否。実家暮らしで、お給料は好きに使っています。私達夫婦は70代で、もしものことがあれば、娘がどうなるのか、心配で仕方ありません」と相談に来られる方もいる。
・娘の将来は自分で作る
「親の仲が悪かったから、結婚しない、したくない」。それは娘の考え方であって、育った家庭環境をどのように捉えるかは自由。親が、「自分達の仲が悪かったから」と自分を責めても状況は何も変わらない。
変えなければならないのは、娘の人生を、親が一生支えていかなければならない、という自身の思い込み。
中には、40代、50代の娘が、高齢の親に向かって、「自分が結婚しなかったのは、あんた達のせいだ」と責めるケースもある。けれども、今の状況は、娘自身の選択によるもの。
娘の将来は自分で作るもの。親ができることには限界があると、娘の心配を手放すのを考えてみてはどうだろうか。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「うちの場合はどうなんだろう」と思われた方へ。
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テーマ: 罪悪感
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