娘の自立を阻んだ母の後悔とは
娘の自立を阻んだ母の後悔とは 母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。 この時期、大学生の親の中には、学校から送られてくる成績表が気になる人も。その理由は、単位を落としていないか、留年にならな...
~性格傾向がわかると、人間関係も変わる~
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お母さんの育て方が悪いから私は
何もかもうまくいかず
こんなに苦しんでいるんだ
娘さんが子供の頃、しつけという名目のもとに娘さんを叱り、時には体罰や、「お前はだめな人間」「何をやってもできないよ」といった暴言を吐いてしまったことはありますか?
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一般的に、子供の頃、親、とくに母親からしつけという名目のもとに叱られ、時には体罰もあり、暴言を吐かれるなどして育った娘は、成長し大人になってから人間関係がうまくいかず悩むという話は広く知られています。
なぜなら、幼い頃、人を信頼することを通して自分のことも信じられるといったコミュニケーション力が育まれる時期に、不信を受え付けられるようなことを親からされた場合、人間不信のまま成長するからです。
当然、娘は自己肯定感が低くなりがちですし、本来自分を守ってくれるべき母親から正反対のことを言われ続け、否定されてきたのですから、他人に対して人間不信になるのもよく理解できます。
書店などで数多く見かける母娘問題に関する書籍などもそのほとんどが、成長した娘が人間関係で悩む原因の背景にある理由として、母親の存在を指摘しています。母親の子供への接し方に問題があったので、成長した娘が人間関係で悩むのだと。つまり、母親のせいで、娘が苦しんでいると結論づけているのです。
子供が小さかった頃を思い出すと、自分が鬼のような母親だったと告白される人もおられます。あの頃、姑や夫とぎくしゃくしていて毎日が苦しかった…。そんな時、自分より弱い立場にいる子供につらくあたってしまった。
では、大人になった娘が、「お母さんのせいで、私、人間関係うまくいかないの。友人とも、恋人とも、職場の人達とも信頼関係が作れないのはお母さんのせいよ」と責めてくることはありますか?
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そうですよね。
成長した娘が大人になって、今まで母親からされ続けてきたことに怒り、母親を責めることがあります。
「お母さん、謝って」「私は子供の頃からずっと我慢してきたのよ。あなたからされた仕打ちに対して」と。
娘がそう言ってくるのは今まで怖い、憎い、大嫌いと思っていた母親に、勇気を出して「謝ってほしい」と言い、母親が心から謝ってくれたのなら、自分の気持ちがおさまり、人間関係についても前向きになれる。ようやく母娘問題の悩みから解放され自由になれると思うからです。
もちろん、母親と娘との関係でぎくしゃくしていたものが、まるで春の雪解けのように確執が押し流されて、良好な親子になった人達もいます。
しかし、これはまれな例かもしれません。
母親の中には娘から謝罪を求められたのに対し、心当たりがあれば謝る人もいます。
母親から謝罪の言葉を聞き気持ちがスッキリした娘は、今後はよい関係が作れると一度は喜びます。
一方の母親も、娘が許してくれたことに安堵します。
けれども、残念ながらそれはいつまでも続くわけではないのです。
その後も、娘は人間関係がうまくいかなくなると、母親のせいだと思うのです。
そうやって、また母親を非難し、謝罪されると落ち着く。その繰り返しで負のループがずっと続いていくのです。
なぜ、娘とこのような関係になってしまったのか。悩み続ける日々の中で、母親にはある思いが生じてきます。娘とうまくいかなくなってしまったのは、私と実母との間に確執があるから? 娘が私を責める時に言っているのは、私が実母からされたことと同じかもしれない。
これが世代間連鎖です。
あなたは自分と娘の間でこの世代間連鎖を断ち切りたいとは思いませんか?
一般に「母親は娘を愛するのが当然」という母性神話があります。娘のパーソナリティ形成には母親の影響が大きいといった世間の見方があります。また、母と娘は仲が良くて当然という見方も強いです。
娘の性格形成に親の育児の影響は必ずあります。しかし、それは100%ではありません。持って生まれた子供の性格もあります。
娘が成長し、一人前の女性になって母娘の関係が理想的な仲良し親子のようではなくても、それは仕方のないことなのです。
なぜなら、性格はそれぞれ異なり、必ずしも、母娘の相性がよいとは限らないのです。
田中ひさこさん(仮名)50代の場合、、、
田中さん(仮名)の家族は、50代後半の夫、30代半ばの長女の3人。30代前半の次女は結婚し、家を出ている。
「私、家族の中で孤立しています」
カウンセリングルームに来られた田中さんが話し始めた。
高学歴の夫は娘たちの前でも、妻の田中さんを見下す発言をしてきたモラハラ男。そこで、娘たちが幼い頃から、その愚痴を言い続けてきた。しかし、それに聞き飽きたのか、娘たちも母親を軽蔑するように。
長女からは「お母さんは結局、お父さんに従っているだけ」と言われ、次女は結婚してから、「これ以上、愚痴を聞きたくない」と実家にほとんど来ない。
「私は家政婦のような存在で、家族の誰からも相手にされない」と言う。
夫、娘の態度はもちろん、問題がある。しかしながら、そのようにさせてしまっている田中さんには、ご自分の言動を振り返って頂く必要がある。
田中さんが他人に対してどのような接し方をされているのか、伺ってみると、いつも、顔色を伺い、その人に合わせるように動いているということだった。
人に合わせて動いてしまう理由について考えたことがありますか、という問いに対して、 そんなことは考えたことがなかったと言う。
相手の機嫌がいいようにこちらが動く。それが自分なのだと思い込んでおられた。
自分よりも他人優先なのは、田中さんの生い立ちと深い関連があると考えられる。暴力をふるう父親の前で無力な母親。ストレスの矛先は幼かった田中さんに向けられ、いつもビクビクしながら親の顔色を伺っていた。
こうした態度が身についてしまい、おかしいとか、辛いとか、感じることもなかったという。
周囲の大人から軽んじられていた子供の田中さんが、今は、家族から同じような対応をされている。
田中さんが、今回カウンセリングルームに来られたのは、家族からの孤立を苦しい、状況を変えたいと強く感じたからである。
そこで、この状況を受け入れ我慢してきたマインドセット(思い込み)の見直しが必要となる。
状況を変えたいならば、田中さんは、家族に対して声をあげなければならない。しかし、いきなりそれをするにはハードルが高い。
では、何から変えることができるだろうか?
田中さんは、カウンセリングで自分の境遇を話しているうちに、親から、そして今の家族からも同じような扱いを受けていることに、初めて「おかしい」と気づいた。
正確にいうと、「おかしい」と思ってもいいのだ、と自分にオーケーを出した。
このマインドセット(思い込み)の見直しこそ、状況を変えるきっかけとなる。
つらい、苦しい、状況を変えたいと強く願っても、一方で、「そんなの無理だよ」とささやく自分がいる。
強く願い行動しようとするのも、無理だとあきらめようとするのも同じ、自分である。
状況を変えられるのは自分次第。
いきなり状況や、まして相手を変えようとするのはハードルが高すぎる。 初めに何が変えられるのか。
母娘関係改善カウンセリングはまさにここから始まる。
大学で非行心理学を学び卒業後は出版社編集部に勤務。
80年代末に退職、英国留学滞在中にステージアートセラピーを知る。
帰国後、ファシリテーターとしての経験を積む。
1990年代、フリーランス・ライターとして女性と心の病についての取材を重ねるうち
母娘問題をテーマに取り上げるようになる。
女性の人権をサポートするNGOに所属、相談活動に携わる。
2000年から心理カウンセラー養成機関,日本心理療法士協会スクール、複数の心理カウンセラーのもとで学び研鑽を積む。その後、インターン、メンタルケアの講師として企業や大学で講座を開催。
横浜元町、東京広尾にカウンセリングルームを開設。
国内の男女共同参画センターや青少年センター等の依頼で、母娘関係に関する講座、講演活動を行う。
また横浜市内でステージアートセラピー(朗読劇など)のワークショップを主宰している。
カウンセリングの現場から母娘問題を読み解いていきます。
講座やワークショップの開催情報もこちらをご覧下さい。
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母娘問題に特化したカウンセリングを行っている横山真香のプロフィールをご覧下さい。
横山真香(しんこ)
母娘関係改善カウンセラー
本当は母親こそがカウンセリングが必要なのです。母親こそが変わって欲しい。そうすれば母親自身も、そして娘さんも幸せになるプロセスが加速するはずです。
まだまだ世間一般に知られていない部分もある母親の心理について豊富なカウンセリング実績がございます。
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