母が急逝、一人娘が抱える孤独、どうすれば?
2026.7.18 New
母が急逝、一人娘が抱える孤独、どうすれば?
母娘関係改善カウンセラー横山真香です。
~カウンセリングで、凝り固まった思考パターン変えてみませんか~
母親と二人暮らしだった一人娘。母親が亡くなり、気づいたら頼る人がいなかった。母を失った悲しみよりも、孤独への恐れが募る。今回は、母ロスから孤独に悩むご相談を取り上げてみました。(特定の方のケースではありません)
目次
・母といるだけで幸せだった
物心ついたとき、母親と二人だけの生活で、父親の記憶は全くない。母親は未婚で出産、実家とも縁を切っていた。
親戚づきあいはなかったが、社交的な母親は友人が多く、家に人が出入りしていた。娘の方は人見知りだったが、母親のおかげで、にぎやかに過ごせていたのだった。
ところが、そんな生活が一変する。50代だった母親が病気で急逝。死後の手続きなどが一段落した頃、毎晩、母親の遺影の前に座り込むようになっていた。最初は悲しみに浸っていたが、そのうち、だんだん母親に対する怒りがわいてきた。
誰にも頼らず、娘を育て上げるのは大変だったと思う。でも、母には娘という家族がいた。しかし、娘には家族がいない。親戚もいない。天涯孤独を実感した。
・亡き母への恨みが募り…
クライアントさんがカウンセリングを受けようと思われたのはこの時期。母親亡き後の喪失感、孤独が募る一方、たった一人にさせた恨み、怒りが日ごとに強くなっていた。
「兄弟もいない私がたった一人になるのは母もわかっていたのに、親戚と連絡を取るとか、そういうことは一切、してくれなかった。」
・孤独と向き合うには
身近な人が亡くなったとき、人は喪失、悲しみ、怒りといった感情が段階的に、または同時進行で沸き上がることもある。クライアントさんの場合、喪失から孤独、さらに怒りに発展し、コントロールできないほどになっていた。
「亡くなった母を恨んでもどうしようもないのはわかっているのですが、孤独と怒りで、どうにかなりそうです」と話す。
寂しさ、孤独、恨み。様々な感情が押し寄せ、ひいていく。交際範囲が狭いと、誰かと母親の思い出を共有するのも難しい。
このような場合こそ、カウンセリングも有効ではあると思うが、母親のことを話すこと自体、今のクライアントさんにとって苦痛なのであれば、無理にそうする必要はないと思う。
たとえば、人気のない小規模な美術館やギャラリーなどに行ってみる。ふと、立ち止まり目を止めた作品の前で、しばしたたずむ。
あるいは、雨の日。耳を澄まして、雨の音だけを聞く。
要は、五感に働きかけてくるものに意識を向ける。孤独に苦しんでいるのに、さらに孤独が増すのでは、という声もあるだろう。けれども、喪失から孤独、そして怒りと、様々な感情に派生しているのであれば、無理にそれを抑え込もうとするのではなく、思い切って自然の力にゆだねるのもありなのでは。
人や言葉によって、癒されることがある。ただ状況によっては、自然の癒しの方が効果的なこともある。
カウンセリングは、その後でもいい。時間はある。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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テーマ: 母ロス
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