20代娘の反抗期が終わらないのはなぜ? 無視され続ける母親
2022.4.20
目次
20代娘の反抗期が終わらないのはなぜ? 無視され続ける母親
母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。
・反抗期がいまだに終わらない20代娘
10代の頃に反抗的な態度を見せるようになった娘。「これが反抗期か。まあ、そのうち終わるでしょう」と軽く考えていたのが、気づいたら娘も20代。それなのにいまだ、反抗期は続いている。
仕事から帰宅した娘に、「お帰り」と言っても、「ただいま」も言わない。「ご飯は?」とたずねても、無言のまま自室へ。用がある場合は、いつもライン。こんな生活がいつまで続くのだろうか。
ママ友や学生時代の友人は、「今に態度も変わるから」「そのうち、何事もなかったかのように話しかけてくれるから」と気休めを言うだけ。「そのうち」はわが家にはやってこない。
こうしたケースによく似た状況の場合、そもそも、20代にもなった娘から、なぜ今も無視され続けているのか、わからないという方が多いのではないでしょうか。
・なぜ、娘に冷たくされるのか
「20代の娘から今も無視されているなんて、恥ずかしくて誰にも言えない」と話す母親は多いです。
それでは、どうしてこのような状況が続いているのか、同じようなケースで悩んでいる方は考えてみたことがありますか。
それには、これまでの関係性を振り返る必要があります。娘が思春期に入り、反抗的な態度を見せ始めた頃。幼さが残る顔から出てくる辛辣な言葉に、こちらも動揺して感情的になってしまった。娘の声が大きくなれば、かぶせるようにこちらも大声を張り上げ対抗していた。
更年期障害などもありイライラしていたとき、娘の言うことにカチンときてしまい、毎回口論になってしまった。
イライラの背景には、夫や義両親、実の両親への不満があったかもしれない。
まだ、子供だと思っていたのが、高校生になり急に大人びた感じがして、ついつい色々なことが心配になり、交友関係や門限、週末の予定などあれこれうるさく聞いていた。
このような態度、行動に思い当たることはありませんか。
娘にしてみたら、母親は過干渉、イライラしてすぐ怒る。お父さんやおばあちゃんの愚痴ばっかり言っている。感情的になってまともに会話ができない人だと見ている可能性が高いのです。
「母親を相手にしてもしょうがない。どうせ、私のことを理解なんかしてくれないのだから」といった思いができあがっています。さらに、母親のことを下に見ているか、嫌悪感がある場合も。
・どうしたらこの関係を変えられるのか
娘から次のような態度も取られていませんか。たとえば、目を合わせようとしない。他の家族とは普通に話しているのに、母親が部屋に入った途端、サッと出ていってしまう。なぜ、どうして? という娘の行動の裏には、前述した気持ちがあるのかもしれません。
それでは、どうしたらこの状況を変えられるのでしょうか。娘の、母親に対する見方を変えてもらうのが、今後の関係性を変えるきっかけになるのでしょうか。
ヒントは、母親のマインドにあります。
どういうことなのかというと、娘からの態度に、母親自身が参っているケースが大変多いです。翻弄されているといってもいいでしょう。娘の無視や、通りすがりに「チェッ」と舌打ちされる、こうした言動が、母親の心をむしばんでいるのです。誰でも、家族、他人からこのような態度を毎日、されることは、決して気持ちのいいことではなく、だんだん鬱々とした気分になっていきます。
このような状態では、心だけでなく身体の抵抗力も低下します。娘との関係修復のため、誰か他の家族などに仲介してもらうこともありですが、まずは、母親自身のマインドの軸を据える。具体的には「岩のように動じない」マインドで居座ることです。
そのためには、母親が、娘に対する見方を変えるのです。今は、「どうして、いつまでも私を無視するのだろう。娘に許してもらえるだろうか」といったマインドになっていませんか。それは、娘が上、自分が下の位置関係に自ら設定してしまっているのです。
そうではなく、「20代になっていまだに反抗期が続いているのか、呆れるわ」ぐらいの、一段上のステージに上がって欲しいのです。
とはいえ、娘の態度によって自身のマインドが気弱になっている場合、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいかもしれません。
同じようなケースに当てはまるなら、今こそ母娘関係改善カウンセリングを受けてみませんか。
カウンセリングを通して、なぜ娘がいつまでたっても母親に頑なな態度を取るのか、理由がはっきりわかります。
原因がわかると、娘の機嫌を取るような態度ではなく、娘と対等に接しようと思う気持ちが生まれます。
または、今の心の状態がグラグラしていると感じているならば、
「振り回されないマインドを育てる~実践マインド・プログラム」によって、「動じない」マインドを手に入れませんか。
動じないマインドとは、たとえ娘から塩対応されたとしても、文字通り「動じない」心の状態でいられるということです。
動じない心の状態が得られれば、それが態度、行動に出ます。それこそが娘さんの目に「お母さん、変わった」というように映るのです。それは娘が、「いつまで子供みたいに反抗期続けているのだろう」と気づくきっかけにもなります。
このままの状況が続くと、あなたの心身が疲弊し、家族全体への影響を及ぼすことにもつながります。このブログを読んでくださったことをきっかけに、一歩、小さなことから行動を起こしてみて下さい。まずは、お電話で、カウンセリングの申し込みではなく、どのように進められるのか、展開についてのお問い合わせもお受けしております。
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テーマ: マインド
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