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母親のことが恥ずかしいという娘にショックを受けて

2018.8.12 New


母親のことが恥ずかしいという娘にショックを

受けて

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

夏休み、学生の娘は合宿に、バイトに、旅行にと充実した日々を送っているように見えます。

社会人になったら自由な時間もないから学生のうちはいろいろなことをやりなさいという親心で、外出の多い娘についつい甘い顔をしてしまいがちです。それでも門限などは口うるさく言ってしまうのは当然かもしれません。

 

娘に付き合う人ができたら。

親としてはどんな人なのか気になるところです。

 

ここである一人のクライアントさんのケースをご紹介します。クライアントさんには大学生の長女と高校生の次女がいます。

 

最近、大学生の長女が妙に綺麗になった。メイクの時間がやたらとかかる。洋服選びも以前より熱が入っている。

 

こんな娘の変化を母親としては見逃せません。一番よくわかるのは普段、ムスッとしている娘の表情がやわらかくなったこと。「きっといいことがあったのだ」母親の直感は当たるものでさりげなく娘に聞いてみると、案の定「彼氏ができたの」ポツリと答える。

 

母親としてそこは喜ぶべきか、心配になるかケースバイケースだけど、付き合ってしばらくたっているのだったら彼氏とやらに会ってみたいもの。

 

「付き合ってもう何カ月ぐらいになるの? お母さん、全然わからなかったよ。ねえ、夏休みなだしうちに呼んだら? 紹介してよ」と思い切って言ってみると娘は…。

 

「あ、別にそんな恋人同士っていうわけでもないから」とか、「今、彼バイトで忙しくて…」と言葉を濁す。最初はきっと照れているのだろうぐらいに思っていたのが、その後も紹介する気はさらさらないようで、クライアントさんはそんな娘に不信感を持つようになりました。

 

もしかして彼氏って大学サークルの先輩とか言っているけど、本当は違うのでは。まさか、奥さんのいる人と付き合っているとか? などといった不安が募ります。

 

そんなときに、次女がインスタグラムで見つけた長女の写真。隣に写っているのは確かに大学生っぽい男子。ホッと安心するも、一方でどうして紹介してくれないのかまた気になり始めます。

知り合いに相談すると、「別に結婚とか考えていないのなら、わざわざボーイフレンド程度で親に紹介なんかしないわよ、今どきの娘は」という人も。

 

たしかに、そうかもしれないのですが、母親としては会っておきたい気持ちが強くなる一方でした。

 

そこで母親は次女に相談してみることに。「ねえ、お姉ちゃんが彼氏できたじゃない。お母さん、その人に会ってみたいのだけど、うちに連れて来ないのよね。なんでかしら?」

 

すると次女はあっけらかんとして答えたのです。

 

「お姉ちゃんは、彼氏にお母さんを紹介するのが恥ずかしいって言ってたよ」

 

「どうして?」

 

「お母さんて話が長いし、何言ってんだかよくわかんないとこあるし」

 

クライアントさんは次女の言葉を聞いて絶句したそうです。

まさか長女が自分のことを恥ずかしいと思っていたなんて、考えてみたこともなかったからです。

 

「ショックでした」

 

長女も次女も、幼い頃から何不自由なく育て、可愛い服を着せてやり、栄養のある食事やお弁当を作り、スーパーレディとまではいかなくても普通の母親としてある程度は評価されていると思っていました。

 

小学生の頃は友達をよく家に連れてきたので、手作りのおやつを出したりしていました。「友達が、〇〇ちゃんのお母さん、すごいね。お菓子を作るんだってびっくりしていたよ」長女はとても嬉しそうに話していたのに。なぜ、私のことを恥ずかしいと思うのか。

 

「今まで賢明にやってきたことが何だかひどく虚しくなってしまって…」

とクライアントさんは言います。

 

「こうしたご相談、結構あるのですよ」と私。

 

「一生懸命育てて…。愛情をもって、本当に頑張ったのに」。

クライアントさんのやりきれないお気持ちはよく理解できます。

 

毎回こうしたご相談を受けるたびに思うのです。娘さんは母親のどのような点を恥ずかしいと思うのでしょうか。

 

このケースでいえば、次女が言うように、話がえんえんと長くてなかなか終わらない? 他にも、たとえばだらしない服装をしている? お化粧に無頓着? 部屋の掃除もろくにしない? などなど。

 

私がまだ母娘問題カウンセリングを始めた頃は、こうしたクライアントさんとお会いするたびに不思議に思っていました。娘の世話は一生懸命やっていて、家事もそんなにおろそかにしているわけでもなく、仕事も卒なくこなしている様子で、自信ももっておられます。ほぼ完ぺきに近いような母親に対して、娘が恥じるのはどのような理由があるのだろうか、と。

 

けれども同じようなケースと接しているうちに、クライアントさん達の傾向があることに気がついたのです。それは娘さんサイドからのご相談を伺うことが増えるにつれ、わかってきたのです。

 

クライアントさんは気がついていないのですが、娘との会話の中であることをしている傾向があります。

 

それは、話の途中で感情的になってしまい自分をコントロールできないことです。

 

普通に話しているときでも何かスイッチが入ってしまうと感情的になる人っていますよね。娘から恥ずかしいと思われる母親の多くは、話の途中で感情的になり大きな声を出したり、相手の話をさえぎったりといったことをしているのです。

 

また、ある事柄について話しているときに、途中からいきなり別の話を始めることもあり、相手が面食らってしまうことも。

 

娘さんの中には、「母親とまともに会話ができない」と言う人もいます。

 

母親のクライアントさんは、これだけ娘のために尽くしているし、家のこともやって、仕事もして、私の一体何がいけないの、と不満を爆発させる人が多いです。

ただ、その中で自分の性格や、話し方においても感情的になってしまう傾向があることに気づいていない人が多いのです。

 

冒頭のクライアントさんも、最初は娘がなぜ母親の自分を恥じているのか全くわかりませんでした。次女が言う「お母さんの話は長い」云々についても、長女が恥ずかしいと思うぐらいそんなにひどいかしら、と思っていたのです。

 

そうして、娘に対する怒りがふつふつとわく一方、みじめな気持ちや自分に対する裏切りで恨みの感情がわき起こり、いてもたっても居られなくなってしまったと言います。

 

けれども、カウンセリングを通して、普段娘との会話のパターンを見直していくうちにようやくわかったのです。確かに、娘や夫との会話では感情を抑えようとはせず、大声をあげ相手を黙らせてしまうことを度々やっていたのに気づいたのです。

 

「母親なのだから、妻なのだから、私の言うことが一番。私を認めなさいという思いばかりがありました。相手がどう感じているのか、何を思うかなんて全く気づいていませんでした」

 

そこから、すぐに感情的になるのを抑えることは難しいのですが、感情モードに入る瞬間に気づくセッションを通して、それがわかるようになりました。また、自身が感情的になる背景に何があるのかを探るセッションを提供させて頂いたところ、そこに自信のなさが大きく影響していることがわかりました。

 

娘が彼氏を紹介しないことをきっかけに、予想外の展開になったものの、クライアントさんにとっては家族との関係を見直すきっかけになったと言います。

 

このクライアントさんのようにある日突然、娘が実は自分のことを恥ずかしいと思っていることがわかったとしたら…。それは母親にとってはとてもショックです。

 

娘に対して怒りがわいてくるのも当然でしょう。

けれども、相手を責める前に、または落ち込む前に一度ご自分をふり返ってみるのも大事です。

 

娘というのは、母親にとって一番の理解者であるとともに、最高の観察者です。

自分が知らずにきてしまった痛い点に気づかせてくれることもあるのです。

 

 

さて、毎月1回開催している母娘問題講座ですが、第3回めは次のテーマを企画しております。

 

『母親を軽蔑する娘とどう接したら?』

 

母親のことを軽蔑する娘。娘が母親を軽蔑するのはいつ頃からなのでしょうか。思春期? いえいえ、もっと早く、小学生の頃からという人もいます。そんな娘とどのように接したらよいのでしょうか。現在、そのような態度を娘から取られており悩んでいる母親の方。または母親を軽蔑する気持ちが抑えきれなくなっており、あとで自己嫌悪に陥ったり、罪悪感を持ってしまう娘さん。このままの状況でよいのでしょうか。娘が母親を軽蔑することの弊害、お互いの関係性や状況を変えるため、何をすべきなのか、具体的なヒントにつながるお話しをさせて頂きます。

 

日時 2018年98日 土曜日 午前1030分~1230

場所 東京都港区南麻布4548 グラマラスエイチ・セミナールーム5

参加費 3000円

申し込み・問い合わせ 母娘関係改善カウンセリング真香hpより。または直接お電話でもお受けしております。

 

母娘問題講座は月1回の開催です。10月は21日日曜日開催となります。テーマは決まり次第お知らせいたします。



このブログを書いた人

母娘関係改善カウンセラー横山真香|SHINKO

横山真香(しんこ)

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。母娘関係修復、改善のためのカウンセリングを行っております。母娘関係に悩み苦しむご相談が数多く寄せられており、カウンセリングの現場から必要な情報を発信しています。

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横山真香(しんこ)
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本当は母親こそがカウンセリングが必要なのです。母親こそが変わって欲しい。そうすれば母親自身も、そして娘さんも幸せになるプロセスが加速するはずです。
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