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母娘関係改善カウンセリング横山真香のブログ 横浜元町&東京広尾ルーム

孫を可愛がるとき、娘が不機嫌になっていませんか

2018.12.26


孫を可愛がるとき、娘が不機嫌になっていませんか

孫を可愛がるとき、娘が不機嫌になっていませんか

 

新年は3日より営業致します。宜しくお願い申し上げます。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

厳格だった親が甘い祖父母になる理由

 

お正月休みには、娘家族が実家にやってくるご家庭もあるでしょうね。今から、孫達に会えると思うと楽しみでしょうがないといった祖父母の思い…。私にはまだわかりませんが。

 

私は結婚が遅かったので子供達も結婚にはまだまだですが、学生時代の友人はお孫さんがいる人が増えています。

 

友人達としばらくぶりに会うと、必ず孫の話が出てくるので、やはり可愛いのだなあと思います。

 

孫は、心から愛情を注げる存在。自分が初めての子育てのときは、きちんと育てなくてはと肩に力が入ってしまうようですが、孫は責任がないためつい甘やかしてしまう。

 

子供に対しては厳格な親だったのに、祖父母になると別人のようにベタベタかわいがる。豹変ぶりが家族の中で話題になったりします。

 

それが笑い話として取り上げられればよいのですが、複雑な思いを抱く娘もいるのです。

 

  • 帰省した娘とゆっくり話したいのに避けられている?

 

お正月はみんなでおいしいご馳走を頂き、初もうでに行ったり、お年玉のやり取りがあったり、笑い声が絶えません。

 

娘も久しぶりに実家に来てくれたのだから、母親としてはいろいろおしゃべりしたいところです。

 

初めての子育ては大変なのでは? 娘婿は家事、育児に協力的なのかしら。お姑さん達ともうまくやっているのかしら。

 

離れて暮らしている分、娘に対する心配もあってあれもこれも聞きたいところなのですが、気が付くと娘に話しかけようにもそばにいない。

 

赤ちゃんが泣いているからのんびりおしゃべりどころではないわね、と自分で納得するものの、なかなか話しかける機会がなくて、気がつく帰る準備自宅をしている。

 

夏休みに来てくれたときもこんなだったわね、と思い出しながら、そういえば娘はここ半年、ろくに電話やメールもくれない。きっと子育てでそんな余裕がないのね、ぐらいに母親は思っているのですが…。

 

実は、娘が母親と話したくないときは、なるべく二人きりになるのを避けているのです。二人きりになりそうな場合、さりげなく別室に行く。母親が話しかけたい雰囲気になりそうものなら、「あ、子供が泣いている」とかなんとか言って、そちらに行ってしまう。

 

表だって母親を避けるわけではないので、最初のうちは気がつかないのですが、それが帰省のたびに繰り返されると、母親の方も何となくおかしいと気づくようになります。

孫を可愛がる実母に自分の幼い頃を重ねる娘

 

しばらく会っていないうちにあっという間に大きくなっている孫。それはもう可愛くて、あやしたり、赤ちゃん言葉で話しかけてみたり。

 

けれども、祖母として孫を可愛がる母親の姿を見て、複雑な思いになる娘。

 

そのような娘は心のうちでいったい何を思っているのでしょうか。

 

「私のときはこんなに可愛がってくれなかった」

 

「抱っこしてもらった記憶がない」

 

「私が小さな頃はいつも怒ってばかりいたのに、こんなにニコニコ笑っているお母さんは見たことない…」

 

実母がわが子をあやす様子を見ている娘は、自分の子供の頃と重ねるようになります。そしてこんな思いを抱くようになることも。それは……。

孫を可愛がるのは罪滅ぼしのつもり? と感じる娘

 

「私が小さかった頃は、あの人は鬼のような母親だった。それなのに、今はすっかり優しいばあばになって…」そう思い感謝する娘もいます。

 

けれども、母親から可愛がってもらった記憶がない娘の中には、「もしかして、自分の子供はないがしろにしていたから、罪滅ぼしのつもりで孫を大事にするのかしら」と思う場合もあるのです。

 

娘がそんな思いを抱くと、感謝の念どころかだんだん、腹立たしい気持ちになるのです。

 

「まだ幼かった私にはさんざんつらく当たったくせに、孫の前では全く異なる態度で接するなんて。ああやって孫の気を惹こうとするんだ」

 

このように考え始めると、自分の子供に実母を近づかせたくない気持ちが生じることもあります。

 

娘自身は母親に意地悪している気はないのですが、自分の子供が「ばばちゃん」とか「ばあば」とか甘える仕草を見せると、なぜか怒りの感情がわいてきて、「母親に、私の子供を可愛がらせるものか。子供が母に甘えるのも許せない。でも、孫なのだからやっぱりおばあちゃんは必要だよね」。そんな思いで葛藤するようになります。

 

こうした複雑な胸中でいると、それは必ず顔に出ます。

 

「娘が何かムスッとしているようだ。疲れているのかしら」。

 

母親は、それで片付けてしまいがちですが、実家に帰ってきてもあまり話をしたがらない。目を合わせようともしない。このようね兆候がある場合は要注意です。

 

母親は、自分が幼かった子供に対してしたことは全て「しつけのつもり」になっています。

 

けれども、娘の方はそうとは思っていない場合もあります。

 

娘が自分に距離を取っていると感じたら、その思いはすぐに否定せず、しばらくは娘の様子を観察しましょう。

 

とくに、自分が孫をあやしている時、娘がどのような表情をしているのか、あるいはどのような態度を取るのか、十分、気をつけた方がよいでしょう。

 

娘は最初から、「お母さんは、孫は甘やかすけど、私のことはこんなに大事にはしてくれなかったよね」と言うわけではありません。

 

言いたくても言えない。それが娘の正直な気持ちです。でも、苦い思いはだんだん募ってきます。

 

娘の考えるていることを言ってもらう機会をつくる

 

繰り返しますが、娘は最初からはっきり自分の気持ちを母親に伝えることはしません。そもそも、自分のそうした気持ちに気づかないことも多く、なぜかわからないモヤモヤした感覚をもつのです。

 

それがどうしてだろうと、と考えていくうちに、自分の子供時代を思い出すようになり、ある時、気がつくのです。

 

「お母さん、私のことはあんなに叱ったくせに。いつも無視して、口を開けば私を否定することばかり」

 

娘がそれを自覚するようになると、その後は言動よりは態度でなにかしらメッセージを出してくるようになります。

 

つまり、最初は言葉ではなく態度で、なのです。

 

大事なのは、この時点で母親が早く気づくべきなのです。「何か娘の様子がおかしいけれどあれは育児ストレスね」などと自分の都合のいいように解釈すると、あとで溝が深くなります。

 

このような状況の場合は、「何か私に言いたいことがあるのではないの?」と優しく問いかけてみる。それでも最初は娘から「別に」といった反応が出るかもしれません。

 

そんな時はしつこく聞こうとはせず、けれども娘が何か言い出す機会を作るようにしてください。

 

決して高圧的な態度ではなく、「私はあなたの話すことを聴きますよ」という雰囲気を作ってほしいのです。否定する前に、娘の気持ちを想像してみる

 

娘が「お母さんは、私のことは可愛がってくれなかった」と話し始めた時、寝耳に水でかなりショックを受けるかもしれません。

 

「そんなことを娘が思っていたなんて…。私は一生懸命、あなたを育ててきたのに」という思いが頭の中をぐるぐる回り、目の前にいる娘に思わず「なんてことを言うの!」と言葉を荒げてしまうかもしれません。

 

けれども、ここはぐっと言葉をこらえて欲しいのです。

 

「娘は、私のことをずっとよいお母さんだと思っていたのではなかったの?」

 

このような思いがあればあるほど、娘の放った言葉は裏切りのような気もして驚きとともに怒りの感情がわいてくるはずですが、そこは冷静になりましょう。

 

娘がなぜその話を始めたのか。今どのような気持ちでいるのかを十分聴いてみましょう。

 

そして、「あなたはそう思っていたのね」と娘の言葉を受け容れて下さい。

 

娘の言った言葉が彼女自身のわがままからきているのか、それとも、事実を言われて思い当たることがあるのか、あなた自身が一番よくわかっているはずです。

 

今、このブログを読んでくださって「ああ、これ、もうすでにやってしまった。あの時、娘に対して『そんなことを言うのは親不孝』って言い返してしまった…」と悔やむ方もおられるかもしれません。

 

そして、現在、娘とは連絡のないまま気まずい状況が続いている人も…。

 

それでも、「娘が勝手なことを言い出して。もしかしたら育児ノイローゼかも」などと母親の方で勝手な推測をするより、きちんと事実を知り、それに向き合った方がよいのです。

 

問題を先延ばしにしない

 

では、この先、ぎくしゃくしている娘との関係、いったいどうしたらよいのか。

悩む方は、私の電話カウンセリングサービスのご利用もご検討ください。

 

娘さんとの溝が広がる原因は、現状のまま放置することです。これをやってしまうと半年、1年あっという間にたってしまいます。

 

娘さんが「孫に会わせたくない」思いを強くすると、それはご自身にとってもつらい状況になります。

 

「いつか、そのうち娘は連絡してくるだろう」とのんびり構えていては、状況は変わらない可能性が高いです。

 

「このままではいけない」という認識をしっかり持つべきです。

 

このテーマに関するお問い合わせは私のhpより。

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このブログを書いた人

母娘関係改善カウンセラー横山真香|SHINKO

横山真香(しんこ)

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。母娘関係修復、改善のためのカウンセリングを行っております。母娘関係に悩み苦しむご相談が数多く寄せられており、カウンセリングの現場から必要な情報を発信しています。

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横山真香(しんこ)
母娘関係改善カウンセラー

本当は母親こそがカウンセリングが必要なのです。母親こそが変わって欲しい。そうすれば母親自身も、そして娘さんも幸せになるプロセスが加速するはずです。
まだまだ世間一般に知られていない部分もある母親の心理について豊富なカウンセリング実績がございます。

著書:長女が母の呪縛から自由になる方法

著書『あなたはもっとラクに生きられる 長女が”母の呪縛”から自由になる方法』(大和出版)

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