育てづらかった娘が大人になり、虐待したと母親を責める - 母娘関係改善カウンセリング|母娘の関係に疲れる、確執、不仲、修復はご相談ください

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育てづらかった娘が大人になり、虐待したと母親を責める

2022.5.5


育てづらかった娘が大人になり、虐待したと母親を責める

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真子です。

 

・子育てを楽しむ余裕がない

 

初めての子育ては、わからないことだらけ。不安もあって、子育てを楽しむ余裕なんてない、という人も沢山います。それでも、赤ちゃんをあやすと笑ったり、すやすや眠る様子に、喜びを実感することも多々あります。

 

1カ月、2カ月と、日が経つにつれ、親の方も少しずつ余裕が出てきます。しかし、いわゆる育てづらい子供も。夜泣きがすごくて、親が眠れない。母親以外の人には絶対になつかない。父親でさえ嫌がるという子もいます。

 

大きくなってから、買い物でお店に入った時もじっとしていない。目を離した瞬間、あちこちに行ってしまう。大人の言うことを聞いてくれないのです。時には大声を出して、テーブルを叩いたりするので、周囲からは冷たい目で見られることも。

 

「どんなしつけをしているんだ」と、他人ばかりでなく、祖父母からも言われてしまうため、母親としては肩身の狭い思いをすることがしょっちゅうです。

日中、あれだけ動いているのに、なかなか眠ろうとしない娘。深夜、ようやく寝入ると、寝顔は可愛いと思えるのに、今日も叱ることが多かった。そうやって自分を責める母親もいます。

幼稚園でも、先生の言うことを聞かず、勝手に園庭へ飛び出して行ったらしい。保育園でも、わがままの連発で、保育士さんが手を焼いている。

迎えに行くときは、「今日こそ、先生から何も言われませんように」と祈りながら園庭の門をくぐる。子供はどこにいる? 先生の表情は? 「ああ、先生がまた困ったような、言いにくそうな笑みを浮かべている。うちの子、また何かやらかしたらしい」。

 

夜、娘が寝ると、ホーッと長い溜息。「どうして、この子は私を苦しめるのかしら」。「今日は、〇〇ちゃんのママからやんわり言われた。うちの子が〇〇ちゃんの持っていたぬいぐるみを取り上げたらしい、と」。

 

ふっと湧き上がる言葉をあわてて呑みこむ。「可愛くない、うち子」「あの子のことで、私はいつも謝るばかり。私の育て方がいけないの? もっと愛情深く接してあげなければいけないの?」「もう、疲れた。これ以上、何を求められるの?」

 

翌日、幼稚園に来ていく服が気にいらない。この靴じゃ嫌だ。髪飾りを他のに変えて、と言う娘に「もう沢山! 勝手にして! あんた一人で行ってよ」と怒鳴ってしまう。幼稚園バッグを投げる。泣き出す娘の声がキンキン響き、思わず背中を叩いてしまう。

 

・言い出したら絶対にきかない

 

このような話をされるクライアントさんの話として多いのが、「幼い娘が何か言い出したら、絶対に自分の思い通りにする」というのです。

 

こちらが何を言っても耳をふさいで、「嫌だ!」の一点張り。あまりに頑固で、大人が根負けしてしまう。旅先でも家族の中で一人、それをやるので、せっかくの楽しい雰囲気が台無しに。

 

家族もあきれてしまい、結局、娘の言う通りになってしまう。周囲からは「わがまま」と思われても、娘はわれ関せず。そのうち、母親の方があきらめモードになり、何でも娘の意見を優先してしまう状況になります。

 

「こちらが強く言えば、娘の反抗はさらに激しくなります。結局、私の中で、この子は難しい子だという認識が強くなりました。大切な娘という思いはもちろん、あるけど、正直、もう無理と思ってしまったことだってありました」

 

しかし、そんな娘が大人になると、今度は、過去のことで、母親を責めるようになります。

 

・お母さんに叩かれた

 

「お母さんは、いつも怒ってばかりいた」「言うことをきかないと、叩かれた」。大人になった娘はその頃のことを詳細に覚えていて、何かというと責めてきます。

 

「娘は昔のことをよく覚えていて、具体的に話を持ち出しては、『お母さんはああだった、こうだった』と責めてきます。私はそんな前のことは覚えていなくて、結果、毎回謝ってしまうのです」

 

母親の多くが同じことを言います。娘は若いから記憶力もしっかりしている。でも、こちらは年齢もいっているし、記憶がぼんやりしていて、はっきり覚えていない。娘の言うことが正しいと思い込んでしまうのです。

 

一方で、母親達からはこのような言葉も聞かれます。

 

「娘は確かな記憶として話すようなのですが、時々、話が誇張されていたり、場所が違っていることがあります」。

 

たとえば、叩かれたと言い張る場所が、数日前は家の中だったのが、今回はなぜか祖父母の家の庭先になっているとか。それを指摘すると、「家でもおばあちゃんちでも叩かれた」ということになってしまうのです。

 

娘の記憶が曖昧になるようで、母親としてはどう応えていいのかわからなくなることがあります。

 

・娘が責めるパターンが決まっている

 

実は、娘が母親を責めるパターンが決まっている時があります。それは、娘がストレスやプレッシャーを感じている時です。

 

たとえば、職場でのプレッシャーがかかっている。売上などノルマを達成できていないとき。同僚や上司と仕事の連携がうまくいっていない。またはプライベートで、友人や彼氏とのトラブルがあった時。生理前後など身体の不調も含め、カリカリ、イライラしている時などに、なんの脈絡もなく、過去の蓋があいてしまうことがあるのです。

 

これは、娘自身イライラに対処できていないために、母親に当たる典型的なパターンです。

娘の無意識の底にあるのは不安感です。仕事がうまくいかない、彼氏とまた喧嘩した。「うまくいかないことばかり」。苛立ちと不安が募った結果、目の前にいる母親に、当たることでその苦しさを軽減しようとするのです。

 

・母は娘に謝り続けなければいけないのか

 

母親のクライアントさん達から寄せられるご相談のほとんどが、「娘に責められるのが怖い。これからもずっと謝り続けなければいけないのか」というものです。このようなケースに思い当たる方は、次の2点をチェックしてみてください。

 

一つは、娘が子供の頃に大声で叱ってしまった、叩いてしまったことはあるけれど、娘の話が誇張され、時には、場所や当時の年齢が違っていることはありませんか。

 

もう一つは、娘がこの話を持ち出す時、必ずその前にストレスやプレッシャーがかかっていることが多い。そして、母親を謝らせることに執着しませんか。

 

全てのケースがそうだとは言いませんが、もし、娘が母親を責めることで、自分の問題から目をそらしているとしたら、何度謝ったところで解決にはつながりません。

 

それでは、母親がどうしたらよいのでしょうか。まずは、この関係を負のループとして捉えることです。

 

負のループとは、娘が責める→母親が謝る→娘の気持ちが少しは解消される→またストレスがかかった時、娘の苛立ちが母親への責めになる→母親が謝る。

 

つまり、着地はなく、毎回同じことの繰り返しということです。

 

負のループから抜け出したいと思いませんか。そのためには、「娘が怖い、また謝らなければ」という思い込みを外す必要があります。

 

今のあなたに必要なのは、思い込みから自分を解放することです。

 

このままでは、娘の責める勢いがさらにエスカレートする事も考えられます。今、この時点で、あなた自身は、「謝らなければいけない」という思い込み、マインドを変える勇気を持って下さい。

 

どうやって、娘からの責めを怖いと思わなくなるようになるのか。どうしたら、マインドの切り替えができるのか。

 

母娘関係改善カウンセリングで、一度、ご自分と娘さんとの関係をお話しされてみませんか。今の状況がわからなくなってしまっているのではないでしょうか。娘に毎回責められることで、自分を毒母だと思い込んでおられませんか。

 

カウンセリングでは、今の関係性と、娘さんの性格傾向を詳しくお伺いします。そこから、子育てに問題があったのか。それとも、今の娘さんが問題を抱えているのか。私が今までにお受けしてきた豊富なご相談ケースをもとに、あなた自身が置かれた状況を明確に致します。

 

母娘関係改善カウンセリングのご案内はこちらになります。

 

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 090-5206-8576 へどうぞ。(出れらない場合は、折り返しショートメッセージをお送り致します)

 

 

 

 

 



このブログを書いた人

母娘関係改善カウンセラー横山真香|SHINKO

横山真香(しんこ)

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。母娘関係修復、改善のためのカウンセリングを行っております。母娘関係に悩み苦しむご相談が数多く寄せられており、カウンセリングの現場から必要な情報を発信しています。

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横山真香(しんこ)
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