母親を許せないのに、断絶すると不安な娘の心理とは
2026.1.28 New
母親を許せないのに、断絶すると不安な
娘の心理とは
母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。
子供の頃から大人になった今も、母親に暴言を吐かれ、傷つけられてきた娘。
「絶対に母を許せない」と思い、関係を絶つこともしたが、気持ちがおさまるとまた母に連絡を取ろうとする。こうした矛盾した娘の心理を、今回は取り上げてみます。
目次
・絶対に許さないと断絶を決めたが
母親からさんざん、傷つけられ、二度と連絡を取るものかと、断絶を宣言する娘のケース、少なからずあります。
一大決心をして、まずは母親に通告。次にラインブロック、着信拒否。
妻と娘の間を取りなそうとする父親にも、「私はお母さんと連絡を絶ちます」とはっきり伝えます。
・落ち着いていたのが手つかず状態に
母親に断絶を伝えてからしばらくは、気持ちが落ち着いていました。もう母親からのあの嫌なラインがこない。朝、夕かかってくる電話もならない。
「あの人と話さなくていいんだわ。ようやく自由になれた」という解放感。以前は、スマホのラインを見るたび、ドキドキしていたのがなくなった。
外出先から帰って、留守電を確認することもしなくなった。気持ちがせいせいして、人生を取り戻したような感覚を味わいます。
ところが、1週間もすると、なんだかザワザワして落ち着かなくなるのです。頻繁に浮かんでくるのは母親のこと。
「母は、今の状況をどう思っているのだろう」
こうなってくると、何をしていても手につかない。スマホや電話の呼び出し音が鳴ると、心臓がバクバクして、すぐ取ってしまう。相手が母でないとわかると、ホッとする一方で、母ではなかった漠然とした不安が広がる。
・カウンセリングには抵抗があった
クライアントのAさんが私のカウンセリングルームに来られたのはそのような状態になってからのこと。
「カウンセリングに抵抗があって、受けるつもりは全くなかったのですが」と話し始めたA
さんですが、日常生活にも支障が出ていると感じ、この状況を何とかしたいということでした。
Aさんは、過去から現在も、母親からの暴言に苦しめられ、それが続いています。過去の記憶にとらわれているのではなく、現在進行形なのです。
Aさんが抱えているお悩みは、母親と断絶する決断をしたにもかかわらず、連絡を取らない状況になっていることに、不安があるということです。
・不安はどこからきているのか
今までの関係性、実母、Aさんの性格傾向を伺いました。そして、Aさんには、囚われの感情が心身の一部となって存在し、それが切り離されることに強い不安を感じていたのです。
これは、長年にわたり、支配されていた関係性から、Aさんは、母親の言うことが絶対だと思い込むようになっていたのです。
母親の暴言は、娘の私に対する愛情からくるものだ。私を正そうと、母親はあえてきつい言葉を投げかけてくれるのだ。それがなくなってしまったら、私は人としてやっていけるのだろうか。
つまり、母親と離れることを決めた一方で、この状況から解放されることに、抵抗していたのです。
・母のいない生活に慣れる
Aさんのケースは、自分が母親の暴言に囚われていた事実を認識する必要があります。そして、きついかもしれませんが、愛情からきている言葉ではなく、暴言であると認める気持ちの準備が必要です。
このプロセスを行うことで、自身がどれだけ、母親の愛情を得ようとしていたのかがわかります。しかしながら、それを望んだとしても、応えられない母親も存在します。
この点が、Aさんにとって、一番大事な部分です。そうはいっても、なかなか自分の母親がそうなのだとは受け入れがたいでしょう。心は必死に抵抗するはずです。
私のカウンセリングでは、事実を受け入れ、新たな視点で過去を見つめ直し、これからの方向性を見出すといったものです。
もし、貴女がAさんと同じ状況にあって、日々、悶々と過ごしておられるのでしたら、私のカウンセリングをご検討ください。
モヤモヤした中をさまよい歩く時間にどれだけかけられますか。1日24時間という人生のかけがえのない時間を大切にしてください。
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テーマ: 母娘依存
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