娘の嫌な部分は私に似た?鏡を見るような嫌悪感
2025.10.23 New

娘の嫌な部分は私に似た?鏡を見るような嫌悪感
母娘関係改善カウンセラー横山真香です。
気にいらない事があると泣きわめく高校生の娘。それを指摘したら、「ママも同じじゃない!」と言われてしまった。振り返れば、思い当たることが多々あり…。こんなとき、娘とどうやって向き合うべきなのか。今回はこのテーマを取り上げてみます。
目次
・娘が泣きわめく
高校生の娘は、嫌なことがあるとすぐに怒りだし、泣きじゃくりながら親を責める。
「お母さんに八つ当たりしないでよ」と言えば、娘はさらにヒートアップ。
「お母さんだって、家族に当たっているじゃない!」
「いつもヒステリックにわめいているくせに!」
そう言われると、反論できない自分がいる。
・娘の嫌なところは、自分の鏡を見ているよう
自分も、10代の頃、親から同じように言われていた。
「あなたは、すぐ感情的になる。何を言いたいのかわからない。泣かないで、きちんと言いなさい」。
夫にも言われた。「何が不満なのか、わからないよ。言葉で説明してくれないと」
娘の、感情をコントロールできないところは、私に似たのか。自分の嫌な面を、娘に重ねてしまい、鏡を見ているようだ。自己嫌悪がわいてくる一方、娘を拒否したい気持ちも強くなる。
・「あなたのことが嫌い」とは言えないが
わが子ながら、娘には温かい気持ちで接することができず、できれば避けたい。とくに、娘が怒りを抑えられず当たり散らしているのを見ると、こちらに伝染するようで、気持ちがザワザワしてくる。それが何ともストレスなのだ。
親なのだから、もっと、余裕をもって接することができないのか。実の親や夫に、自分が娘をどう思っているか話すと、「あなたはたった一人の母親なのだから、もう少し、愛情をもって接してあげないと」とこちらが責められてしまう。
・誰にも言えずに、悶々とするだけ
カウンセリングに来られるクライアントさんの多くは、こうした葛藤を抱えて来られます。このようなケースで、苦しいのは、自分の嫌な面が娘に似てしまった、それは私のせい、と自分を責めることです。
しかし、それ以上にしんどいのは、自分の嫌な面をもつ娘を受け入れるべきなのに、それができないばかりか、非難してしまう、あるいは避けようとしていることでしょう。
そこには、母親なのだから娘には愛情を持って接するのが当たり前、という世間一般の考えがあり、縛られているからです。
・娘を客観的に見る
けれども、相手が娘といえども、全て受け入れなければならない、というのは無理があるのです。自分の嫌な部分が娘にあるのなら、その事実を客観的に見ることで、(自分を)よい方向に直そうとすることもできます。
冷静に観察するようになると、娘がやっていることは、自分にもあるので、理解できる部分もあります。
母親と娘は一心同体なんて、あり得ません。全く別の人格、キャラ、性格が異なるのは当然で、まずはその考えを受け入れられるようになると、娘に対する気持ちに心の余裕が出きます。
とはいえ、頭ではわかったつもりになっても、まだまだ気持ち、心が抵抗するはずです。そのような時は、ぜひ、カウンセリングをご検討ください。ご自身のモヤモヤを、赤の他人である第三者に話すことによって、娘を避けたい自分を許すことができるようになります。
また、娘を拒絶したい気持ちから、一歩冷めた目で眺められるようになり、そこに余裕が出てくるのです。
これからもモヤモヤを抱えて娘に対し、否定的な気持ちで接していくのか。それとも、ここでいったん、娘との関係をリセットしたいと思うのであれば、母娘関係カウンセリングを利用されてはいかがでしょうか。
母娘関係改善カウンセリング 母親の立場の方はこちらのご案内をどうぞ。
娘さんサイドの方はこちらのご案内をどうぞ。
カウンセリングについてお電話で直接、問い合わせをしたいという方は、こちらへおかけください。
📞 090-5206-8576
※カウンセリング中など、電話に出られない場合がございます。留守番メッセージを残して頂けましたら、ショートメッセージをお送り致します。
テーマ: 自分が嫌い
関連記事:
このブログを書いた人
電話カウンセリングのお申し込み
今の状況を変えたい、母娘の関係を変えたいと少しでも願うならば、どんなことでも、どんな小さなことでもいいので何かをスタートしてみてください。 ぜひ私のところにご連絡を下さい。