たくさんの方の悩みをお聞きしてきた心理カウンセリングの現場から、娘との関係改善を望む母親に向けた解決のヒントをお届けしてまいります。

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「母は私をわかってくれない」を連発する娘の気持ちとは?

2020.1.13


「母は私をわかってくれない」を連発する娘の気持ちとは?

「母は私をわかってくれない」を連発する娘の気持ちとは?

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

 

「お母さん、私を認めてよ。どうしてわかってくれないのよ」と訴えてくる娘の声がだんだん大きくなり、興奮し始める様子が電話でもわかります。母親として娘の言うことを聞いてあげなければならないのですが、正直、「またか」という思いと、「今度はいったい、何?」と身体の一部が緊張する感覚があります。

 

このようなお悩みをカウンセリングで話される母親クライアントはかなりおられます。

 

「娘が何を言いたいのかわからない」「私は娘のことを十分、理解しているつもりだけど、どうして『わかってくれない』と何度も言ってくるのだろう」

 

この繰り返しで、娘は怒る。一方の母親はどうしてよいかわからない。それでもしつこく食い下がるので、母親もぶち切れる。こんなバトルが何度繰り返されたことでしょう。

 

「ほとほと疲れました。『お母さんに何を言っても、どうせ私の気持ちはわからない』と娘があきらめてくれたらどんなにいいか…」。そう話す母親の表情には疲労がにじみます。

 

  • 母と娘の平行線の原因は?

 

娘は母親に「お母さん、私を認めてよ」と言ってきます。母親は「だから、あなたの事、お母さん、ちゃんと認めているじゃないの」と返答します。この会話がいつまでもすれ違いなのは、一体何が原因なのでしょうか。

 

それは、娘が求めていることを母親が理解していない可能性があります。

 

母親にしたら「自分は娘のことをちゃんと理解している。わかっている。だって、自分は母親なのだから。娘のことは世界で一番わかっているはずじゃないか」といった思い込みがあります。

 

たとえば、産まれたのは20●●年の何月何日、時間、体重だって記憶していて母子手帳を見なくても言えるのは母親ぐらいのものでしょう。

 

赤ちゃんの時はあんな子だった、大きくなってこんな性格になった、娘の歴史のそばに寄り添ってきたのはいつも私。そうした自負があるので、娘から「お母さんは私のこと、わかっていない」と言われるのは心外なのです。

 

そんな母親に対して、娘は、自分のことが理解されていないと思っているのです。

 

  • 母親が丸ごと受け容れていないのを娘は感じている

 

なぜ、母親に理解されないのか。

 

「母が私のことをわかってくれない」。

 

「理解されない、わかってくれない」。この悩みをもっと具体的に言うと、「私の言っていることが母親に伝わらない」ということなのです。

 

「なんだ、そういうこと?」このブログ記事を読んでいて、拍子抜けした方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

「娘の話すことはちゃんと聞いている、だから、私のことではない」と思われたのではないでしょうか。でもこの記事は、「わかってくれない」と娘から言われているあなたに向けて書いています。

 

娘のクライアントさんの多くが私に相談されるのは、「どうしたら、私の言っていることを母親に理解してもらえるだろうか」ということです。

 

理解というのは、話が通じるということです。つまり、娘は「母親は話が通じない」と思っているのです。

 

「いやいや、私は娘の言うことをちゃんと理解している」と再確認されるのではないですか?

 

  • 娘の気持ちを想像できているか

 

ではここで私から質問です。「娘の話はわかった」つもりでも、そのときの「娘の気持ちを理解している」と確信できるでしょうか。

 

娘が母親に期待しているのは、「私は今、このように感じている。その気持ちをわかってよ、お母さん」ということなのです。とてもシンプルなメッセージです。

 

ところが、それについてやってしまいがちなのは、親として何かアドバイスしなければいけない、解決してあげなければいけない、といった全く別のリアクションを取ってしまうことです。

 

「そんなの、求めていないよ」娘は心の中で思います。実際、口に出して言う時もありますが、口をつぐんでしまう場合も。「せっかく言ってくれているのだから」と受け止めてくれているのならそれでいいのです。

 

しかし、毎回母親からの意見となると、「また説教して私を否定する」とか「ピント外れなことを言っている」と軽蔑の気持ちが娘に生じることもあります。

 

大事なのは、娘が精神的なことや人間関係について話してきたときは、まずその時の気持ちを想像してみることです。「この子が今、どのような気持ちでいるのだろうか」。思いを馳せると、何を求めて、私(母親)に話しかけているのか、というのが少し見えてくるようになります。

 

精神的なことや人間関係など、深い内容の話である場合、心の底にあるのはほとんどが不安感です。現実問題と不安感情にどのように対処していったらいいのか、具体的解決法を聞いているのではなく(対処法を聞いている場合もありますが)、母親に言ってもらいたいのは、「大丈夫、あなたならきっと乗り越えられるよ」と背中を押してくれる言葉、態度です。

 

「きっとうまくいく。対処できる力があなたにはある」。そのメッセージを返してもらうだけで、娘の不安感は軽くなります。そして、「何とか自分でやれそうだ」と確信できるのです。

 

このやり取りで、「自分はわかってもらえている。理解してもらえている」と感じられるようになり、結局はこの実感が娘は欲しいのです。

 

  • 娘が対処できるだろうか、母親の持つ不安が娘に伝染する

 

母親は娘のために良かれと思って「それはこうした方がいい」とか「それをすべきだ」と忠告します。なぜそれをしてしまうかというと、前提には「このような大きな問題を乗り越えるのは、娘には無理なのでは」といった心配があるからです。

 

一方、娘は母親の心配を感じ取ってしまうため、自身の不安も余計大きくなってしまいます。そこで、母親に話すものの、自分が受け容れられた実感はなく、かえって否定されたような気持ちになってしまうのです。それが、娘の言う「わかってくれない、理解されていない」なのです。

 

「お母さんは、私のことを理解してくれている」と実感してもらうには、まず娘の話をさえぎらずに最後までじっくり聞くことです。じっくりというのは、途中で余計な質問をしたり、細かいことを確認するなどせず、とにかく話してもらうことです。

 

そのプロセスだけで、娘は「真剣に聞いてもらっている、私、受け止めてもらっている。理解してもらえているんだ」と思えるようになります。

 

娘のクライアントさんの多くが、「お母さんは、私が話している途中でさえぎって、自分の話を始める」と言っています。娘の話を途中で乗っ取ってしまう母親が存在します。

 

「自分のことをわかってくれない」と繰り返し言う娘にうんざりする前に、本当に求めているものは何だろう、と想像してみて下さいね。それをすることで、娘さんの本当のメッセージを的確にキャッチできる可能性が出てきます。

 

ただ、「お母さんはわかってない」と執拗に責められる、感情の起伏によって責め方が異なるといった娘さんの態度が見られる場合は、母親への依存が考えられます。母親ながら依存を助長する前に、現在の関係性を変えることを検討された方がよいでしょう。

 

母娘関係改善カウンセリング真香では、お電話によるカウンセリングや対面カウンセリングを行っております。悩んでいる時間を、関係改善に向けた取り組みにあててみませんか。

 

まずはカウンセリングをどのように進めるのか、そのご質問だけでも構いません。私のホームページからお問い合わせください。または直接お電話でも、ご説明させて頂きます。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

  • 「どうしてわかってくれないの?」を繰り返す娘に

 

「お母さん、私を認めてよ。どうしてわかってくれないのよ」と訴えてくる娘の声がだんだん大きくなり、興奮し始める様子が電話でもわかります。母親として娘の言うことを聞いてあげなければならないのですが、正直、「またか」という思いと、「今度はいったい、何?」と身体の一部が緊張する感覚があります。

 

このようなお悩みをカウンセリングで話される母親クライアントはかなりおられます。

 

「娘が何を言いたいのかわからない」「私は娘のことを十分、理解しているつもりだけど、どうして『わかってくれない』と何度も言ってくるのだろう」

 

この繰り返しで、娘は怒る。一方の母親はどうしてよいかわからない。それでもしつこく食い下がるので、母親もぶち切れる。こんなバトルが何度繰り返されたことでしょう。

 

「ほとほと疲れました。『お母さんに何を言っても、どうせ私の気持ちはわからない』と娘があきらめてくれたらどんなにいいか…」。そう話す母親の表情には疲労がにじみます。

 

  • 母と娘の平行線の原因は?

 

娘は母親に「お母さん、私を認めてよ」と言ってきます。母親は「だから、あなたの事、お母さん、ちゃんと認めているじゃないの」と返答します。この会話がいつまでもすれ違いなのは、一体何が原因なのでしょうか。

 

それは、娘が求めていることを母親が理解していない可能性があります。

 

母親にしたら「自分は娘のことをちゃんと理解している。わかっている。だって、自分は母親なのだから。娘のことは世界で一番わかっているはずじゃないか」といった思い込みがあります。

 

たとえば、産まれたのは20●●年の何月何日、時間、体重だって記憶していて母子手帳を見なくても言えるのは母親ぐらいのものでしょう。

 

赤ちゃんの時はあんな子だった、大きくなってこんな性格になった、娘の歴史のそばに寄り添ってきたのはいつも私。そうした自負があるので、娘から「お母さんは私のこと、わかっていない」と言われるのは心外なのです。

 

そんな母親に対して、娘は、自分のことが理解されていないと思っているのです。

 

  • 母親が丸ごと受け容れていないのを娘は感じている

 

なぜ、母親に理解されないのか。

 

「母が私のことをわかってくれない」。

 

「理解されない、わかってくれない」。この悩みをもっと具体的に言うと、「私の言っていることが母親に伝わらない」ということなのです。

 

「なんだ、そういうこと?」このブログ記事を読んでいて、拍子抜けした方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

「娘の話すことはちゃんと聞いている、だから、私のことではない」と思われたのではないでしょうか。でもこの記事は、「わかってくれない」と娘から言われているあなたに向けて書いています。

 

娘のクライアントさんの多くが私に相談されるのは、「どうしたら、私の言っていることを母親に理解してもらえるだろうか」ということです。

 

理解というのは、話が通じるということです。つまり、娘は「母親は話が通じない」と思っているのです。

 

「いやいや、私は娘の言うことをちゃんと理解している」と再確認されるのではないですか?

 

  • 娘の気持ちを想像できているか

 

ではここで私から質問です。「娘の話はわかった」つもりでも、そのときの「娘の気持ちを理解している」と確信できるでしょうか。

 

娘が母親に期待しているのは、「私は今、このように感じている。その気持ちをわかってよ、お母さん」ということなのです。とてもシンプルなメッセージです。

 

ところが、それについてやってしまいがちなのは、親として何かアドバイスしなければいけない、解決してあげなければいけない、といった全く別のリアクションを取ってしまうことです。

 

「そんなの、求めていないよ」娘は心の中で思います。実際、口に出して言う時もありますが、口をつぐんでしまう場合も。「せっかく言ってくれているのだから」と受け止めてくれているのならそれでいいのです。

 

しかし、毎回母親からの意見となると、「また説教して私を否定する」とか「ピント外れなことを言っている」と軽蔑の気持ちが娘に生じることもあります。

 

大事なのは、娘が精神的なことや人間関係について話してきたときは、まずその時の気持ちを想像してみることです。「この子が今、どのような気持ちでいるのだろうか」。思いを馳せると、何を求めて、私(母親)に話しかけているのか、というのが少し見えてくるようになります。

 

精神的なことや人間関係など、深い内容の話である場合、心の底にあるのはほとんどが不安感です。現実問題と不安感情にどのように対処していったらいいのか、具体的解決法を聞いているのではなく(対処法を聞いている場合もありますが)、母親に言ってもらいたいのは、「大丈夫、あなたならきっと乗り越えられるよ」と背中を押してくれる言葉、態度です。

 

「きっとうまくいく。対処できる力があなたにはある」。そのメッセージを返してもらうだけで、娘の不安感は軽くなります。そして、「何とか自分でやれそうだ」と確信できるのです。

 

このやり取りで、「自分はわかってもらえている。理解してもらえている」と感じられるようになり、結局はこの実感が娘は欲しいのです。

 

  • 娘が対処できるだろうか、母親の持つ不安が娘に伝染する

 

母親は娘のために良かれと思って「それはこうした方がいい」とか「それをすべきだ」と忠告します。なぜそれをしてしまうかというと、前提には「このような大きな問題を乗り越えるのは、娘には無理なのでは」といった心配があるからです。

 

一方、娘は母親の心配を感じ取ってしまうため、自身の不安も余計大きくなってしまいます。そこで、母親に話すものの、自分が受け容れられた実感はなく、かえって否定されたような気持ちになってしまうのです。それが、娘の言う「わかってくれない、理解されていない」なのです。

 

「お母さんは、私のことを理解してくれている」と実感してもらうには、まず娘の話をさえぎらずに最後までじっくり聞くことです。じっくりというのは、途中で余計な質問をしたり、細かいことを確認するなどせず、とにかく話してもらうことです。

 

そのプロセスだけで、娘は「真剣に聞いてもらっている、私、受け止めてもらっている。理解してもらえているんだ」と思えるようになります。

 

娘のクライアントさんの多くが、「お母さんは、私が話している途中でさえぎって、自分の話を始める」と言っています。娘の話を途中で乗っ取ってしまう母親が存在します。

 

「自分のことをわかってくれない」と繰り返し言う娘にうんざりする前に、本当に求めているものは何だろう、と想像してみて下さいね。それをすることで、娘さんの本当のメッセージを的確にキャッチできる可能性が出てきます。

 

ただ、「お母さんはわかってない」と執拗に責められる、感情の起伏によって責め方が異なるといった娘さんの態度が見られる場合は、母親への依存が考えられます。母親ながら依存を助長する前に、現在の関係性を変えることを検討された方がよいでしょう。

 

母娘関係改善カウンセリング真香では、お電話によるカウンセリングや対面カウンセリングを行っております。悩んでいる時間を、関係改善に向けた取り組みにあててみませんか。

 

まずはカウンセリングをどのように進めるのか、そのご質問だけでも構いません。私のホームページからお問い合わせください。または直接お電話でも、ご説明させて頂きます。



このブログを書いた人

母娘関係改善カウンセラー横山真香|SHINKO

横山真香(しんこ)

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。母娘関係修復、改善のためのカウンセリングを行っております。母娘関係に悩み苦しむご相談が数多く寄せられており、カウンセリングの現場から必要な情報を発信しています。

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横山真香(しんこ)
母娘関係改善カウンセラー

本当は母親こそがカウンセリングが必要なのです。母親こそが変わって欲しい。そうすれば母親自身も、そして娘さんも幸せになるプロセスが加速するはずです。
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著書:長女が母の呪縛から自由になる方法

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