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子供にイラつくとき、「~すべき」にこだわっていませんか

2020.4.10


子供にイラつくとき、「~すべき」にこだわっていませんか

子供にイラつくとき、「~すべき」にこだわっていませんか

 

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

  • 子供のすることにイライラが募る

 

新型コロナの影響で子供と連日、家にいることが多くなった。朝から晩まで子供と一緒。それまでは小学校に行ってくれていたので、自分の自由な時間があった。働いている日もあったが、今は待機なので一日中子供といる。

 

朝から晩まで子供の世話に費やしているような感覚になる。こうしてストレスを感じている親は多いと思います。朝、子供を送り出し、大急ぎで仕事先に向かう。1分が貴重で、駅の階段を駆け上がる。仕事が終われば、学童に子供を迎えに行き、自宅に戻れば食事、洗濯など家事に追われる。「あーあ、仕事しないで家でゆっくり子供と過ごしたい」と思っていたはずなのに、現実はそれに近い状態。そこで嬉しいかといえば、喜びは感じられず。ただただ、一日も早くこの状況が終わり、以前のように外に働きに行きたい。子供は日中、学校に行って欲しい。

 

不安なのは、この状況がいつまで続くかということ。自宅待機が終わり職場に戻れるのか、その心配も募る。

 

こうした気持ちの中、子供のちょっとしたミスがとても大きく見えてしまい、思わず声を荒げてしまう。「何やっているのよ!」

 

すると、子供がビクッとした表情でこちらを見る。「…ごめんなさい」上目づかいにこちらを見上げてくるのが、よけいイライラさせられる。

 

ここまでくると怒りのスイッチが入ってしまっている。「何度言ったらわかるの? どうしてママの言うことが聞けないの?」

 

怒りのマグマが爆発している最中は、それだけが頭の中を占領してしまっているので、冷静に状況を見ることができません。けれども、少し時間がたつと「ああ、またやってしまった。こんなに怒るほどのことではなかったのに」と後悔がわいてくる。一方でそれを素直に認められない自分もいる。

 

「だって、子供が悪いのだから。何度言っても私の言うことを守れないのだから」

 

そう思い込もうとしている自分がいる。そして、とりあえずは今、しなければならないことに気持ちが移っていく。

 

目の前にいる子供があなたの声、表情、行動にどれだけおびえたかは、消毒スプレーの霧のように消えてしまっている。

 

  • 「~であるべき」にこだわっていませんか

 

ところで、このブログを読んでくださっている方には、「マイルール」というのがありますか? その人の価値観のようなものですね。何が大事でその中でもどれを最優先させるべきか。それを実現させることにとてもこだわる。エネルギーを注ぐ。

 

マイルールが強いと、家族も守って欲しい気持ちがあります。守られないと、腹が立ちます。「ま、いいか」「今回は違うやり方で」とやり過ごすことができず、とにかく思い通りに事が進まないと気が済まないのです。つまり、気が済まないことに家族を付き合わせようとします。

 

たとえば朝起きたらルール。洗顔、歯みがきの時の洗面所について。タオルの位置、水がかかった鏡を拭くなど、約束事が実行されればよいのですが、子供が何かやらかしてしまうこともあります。あるいは夫も急いでいて、湿ったタオルをうっかりその辺に置きっぱなしにすることも。決まり事がことごとく外されると、自分の中ではマイルールが崩壊していくようでイライラの導火線が怒りの炎となり、ついには爆発させます。

 

確かに、あなたの中ではマイルールは重要です。朝から眠るときまで、一連の流れがつねに同じように動いていってくれれば、穏やかに過ごせるのです。しかし、家族は何度言ってもそれを守ってくれない。

 

このようなとき、あなたの中でのマイルールが「守るべきだ!」と強力に働いているのです。

頭の中はこの考えに占領されてしまっています。そして、「なぜ、家族はルールを守れないの? 私は穏やかな気持ち日々を送りたいのに、家族が心をかき乱す。家族が悪いのだ」と責める気持ちが強くなるのです。

 

しかし、冷静に自分の状況を見られるようになると、マイルールに執着しているのがわかります。マイルールに乗っ取られている自分が見えるようになります。

 

「朝からそんなに大騒ぎすることですか?」と自分につっこみを入れられるようになると、しめたもの。心に余裕が少しできた証拠です。

 

  • 怒る前に深呼吸、なんてできるわけがない

 

よく子育て中の母親へのアドバイスで、子供に怒りを爆発させる前に、「深呼吸をしてみましょう」というのがあります。

 

でも、「それ、無理」という人は、結構多いです。クライアントさんでも多くの方が同じようなことを言われます。

 

けれども、苛立ちが怒りにつながり爆発するプロセスを、マイルールへのこだわりと捉えると、少し違った見方ができるようになります。

 

「~すべき」が自分には強いと自覚するようになると、何かにつけて「あ、またマイルールが警報を出し始めた」と気づくようになります。

 

これが苛立つ前にセンサーとして働いてくれるようになれば、「何に対して~すべきだと思い込んでいるのだろう」と考えられるようになります。そうすると、「子供に対してそんなに大きな声で注意しなくていいことだろう」とか、「夫がそのままにしているのならば、別に悪気があってしているのではない。たんに忘れているのであれば、本人が気づくまでそこに置きっぱなしにしておくのもあり」と立ち止まって考えられるようになります。

 

柔軟な考え方を積み重ねることで、子供や夫、家族に対してゆるめの対応ができるようになります。ポイントは、柔軟に考えられるような対応力を日頃から身につけておくことなのです。

 

カウンセリングで多くのクライアントさんのご相談を伺っていると、考え方のバリエーションが少なく、そこに苦しんでおられる傾向が見られます。「このやり方しかない」「この方法しかない」。物事について答えが一択か二択しかなく、だから前に進めない、立ち止まってしまうケースが多く、もったいないと思うことがあります。柔軟な考えができるようになると、対応力にバリエーションができます。

 

子供や夫がした事に腹を立てず、他の言い回しやアプローチができるようになります。つまり、マイルールにこだわらなくなるので、家族に対して怒りを向けることも少なくなります。

 

もし、ご自分の中に強力なマイルールがあると認識したら、これからは心のセンサーでチェックしてみてください。それでも、苛立ちが怒りにつながってしまう方は、まだまだコロナの影響で自宅待機が続きそうなこの時期、子供に怒りをぶつけてしまった後に自分を責めてしまう悪循環に陥る前に、私の電話カウンセリングを利用してみませんか。

 

話すことは、自分の気持ちを落ち着かせ、客観的に見られることを容易にします。今、あなたに必要なのは、家庭のルールを守るのに必死になることではなく、家族への柔軟な対応を身につけることです。

 

これができるようになると、毎日が本当に楽になります。電話カウンセリングのご予約は9時~21時まで。平日、休日も営業しております。いつでも、ご連絡ください。

 

私のカウンセリングに関するお問い合わせはホームページから。

 

カウンセリングがどのように進められるか、このような内容の相談は受け付け可能なのか、直接聞いてみたいという方は、お電話でご連絡ください。

 

☎ 090-5206-8576

 

セッション中は出られないことがあります。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

テーマ: 子供への怒り


このブログを書いた人

母娘関係改善カウンセラー横山真香|SHINKO

横山真香(しんこ)

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。母娘関係修復、改善のためのカウンセリングを行っております。母娘関係に悩み苦しむご相談が数多く寄せられており、カウンセリングの現場から必要な情報を発信しています。

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