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母親と距離を取り始めた娘? 必死につなぎとめるのは逆効果?

2018.10.6


母親と距離を取り始めた娘? 必死につなぎとめるのは逆効果?

母親と距離を取り始めた娘? 必死につなぎとめるのは逆効果?

 

※ブログ記事文末に10月21日母娘問題講座のご案内があります。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

実家に帰らなくなった娘

 

「一人暮らしをしている娘は、今まで毎週末には帰ってきていました。それが、3週間に1回、1カ月に1回とだんだん減っていって、今では半年に1回、ようやく顔を出すといった状況です。それでも、こちらからメールを出せば早い段階で返信をくれたのですが、最近は返信すら返ってこなくなってしまって…」

 

このようなご相談で私のカウンセリングルームに来られる母親のクライアントさんは多いです。

 

不安そうなご様子から、娘さんの返信がこないことへの苛立ちと不安が伝わってきます。

 

このモヤモヤした気持ち、なんとか振り払いたいですよね。娘さんが実家に寄り付かなくなった、メールもなかなか返してくれない。一体、何が原因なのだろうか。わからないことが何より苦しいのです。

 

「母親の私が娘に何かよけいな事を言って、怒っているのかしら」。

 

「この間電話で話したとき、結婚した次女のことばかり話題にしてしまったから、未婚の長女はふてくされているのかも」

 

娘がなぜ帰らなくなったのか、返信が遅くなったのか、その理由がはっきりしないので、母親はあれやこれや想像します。

 

ついやってしまいがちなのは、「早く返信頂戴」の催促

 

そして一番やってしまいがちなのが、「メール返信ちょうだいね」の催促です。

 

「もう少し早めに送ってくれない?」「どうして、すぐに見てくれないの?」このようなメールを送ることが増えていくのです。しかし、娘からは相変わらずたまに返信があるか、ついに返信すら来なくなってしまうことも。

 

こうなってくると、母親のイライラが募り、不安感、焦燥感は増すばかり。人は、明確な答えが得られないと、落ち着かない気持ちになります。

いっそのこと、娘の方から「しばらく連絡しないで」とか、「お母さんにメール返すのに疲れた」など、少しでも気持ちを開示してもらった方がまだよいのかもしれません。

 

(当然、「どうしてそのような事を言い出すの」、と言った驚きとともに受け入れられない気持ちが生じることは予想できますが)

 

一番つらいのは、何も言わないまま娘が行動に出たということです。その行動自体に娘なりのメッセージが込められているのかもしれませんが、それをどう受け止めたらいいのか、母親は途方にくれるばかりです。

 

問題を先延ばしにすればよけい距離は遠くなる

 

もちろん、娘の気持ちなど何も気づかずに「このところ、うちにちっとも帰ってこないし、メールの返信もすごく時間がかかっているけれど、きっと忙しいのだ」位にしか思わない母親もいます。

 

しかし、こうした母親の多くは、事実と向き合うことを避けている可能性があります。

 

「どうせ、娘の機嫌でも直れば、また実家に寄るだろう」と問題を先延ばしにするのです。

 

正直、問題を先延ばしにすればする程、娘との距離はさらに遠くなるでしょう。

 

娘が意識的に母親を避けるようになったのなら、そんなに易々と態度を変えて元の状態に戻ることはあまり期待できません。

 

娘にしても相当な覚悟をした上での決断、実行だからです。

 

娘の気持ちを確かめたいがそれができず悶々とする母親

 

娘の気持ちが頑なになるにつれ、母親の方は娘の心の扉を開けようと必死になります。

 

こうした状態が続くと、精神的に参ってしまう母親も多いのです。

 

「夜、眠れない」「食欲がない」そうした状況を娘にメールしても、相変わらず返信はないまま。

 

「母親の私のことなど、どうでもいいと思っているのだわ」

 

「なんて冷たい娘なの。そんな風に育てた覚えはないのに」

 

こうしたメールを送りつけ、一方の娘は「お母さん、こんな重たいメール送らないでよ」と読む事すら拒否するようになります。

 

ここまでくると、関係はさらに厳しいものになります。

 

これは母親本人にとってかなりきついですよね。気持ちの面でも、引きずります。よく聞かれるのは、昼間、四六時中、娘のことを考えるようになってしまっている、という話です。

 

確かに、いてもたってもいられない気分では、つねに娘のことを考えてしまうでしょう。さらに、外出しても街中でやたらと仲よさそうに歩く母娘の姿を追ってしまいます。

 

ただ、これは母親側の一方的な気持ちです。

 

ここで、娘の気持ちになって考えてみましょう。

 

娘の真の思いは何なのか

 

娘が実家に寄りつかなくなった。そこには、重大な決心があるはずです。なぜ、親と距離を取り始めたのか。

 

今まで何事もなかったのに、なぜ、このような態度に出たのか。

 

私のところには、娘サイドでご相談に来られる多くのクライアントさんが、次のように話しておられるのです。

 

「今まで母親にはずっと我慢してきた。でも、もう限界です。あの人のそばにいると、本当に苦しくなる。」

 

娘さんはここまで切羽詰まっているのです。これぐらい、今までずっと我慢し続けてきたのです。母親との関係に。

 

「もう母親には無理」と声を上げ始めた娘たち

 

そして我慢の限界にきた娘達が次に取るのが、「距離を取ること」なのです。その具体的行動が、実家に帰る回数を減らす。メール返信を減らす、などです。

 

徐々に母親の前から自分の存在を消していく、フェードアウトです。フェードアウトとは、音や映像が徐々にぼんやり消えていくことを言いますが、人の前から徐々に姿を消す意味もあります。つまり、娘の願いは母親の前から姿を消したいのです。

 

行方不明になるほどではありませんが、娘としての存在を消してしまいたい。その位、娘は覚悟して行動に出ているのです。

 

では、なぜ娘がここまで母親に我慢し続けてきたのか。そんなに自分は娘を追い詰めてしまったのだろうか。自問自答しても、なかなか答えが見つからない母親が非常に多いです。

 

そうして、私のところに来られた母親のクライアントさんの多くは、「娘の本当の気持ちがわからない」と訴えます。

 

娘とよりを戻そうと必死になる前に自分をふりかえる

 

前にも書きましたが、母親は必死な思いで、娘との関係を元に戻そうとします。そして何度も電話やメールで聞いてきます。中には「すぐに返信しないなら、お母さんはあなたとの今後の付き合いについて、考えさせてもらいます」などと心にもないのですが、一種脅迫のような内容のメールを送り付けてしまうこともあります。

 

しかし、ここで一番にすべきことは、娘がなぜこのような行動に出たのか、理由があるわけで、それがもしかしたら、母親との関係からきているのであれば、何が原因なのか冷静に考えてみる必要があります。

 

最近、娘にきついことを言ってしまった。もしかしたら、それかもしれません。

 

けれども、かなり以前、それこそ、娘の子供時代からの関係性を思い出すことも大事です。

 

子供の頃から今までの関係性をふりかえって、何か思い当たる事はありませんか。たとえば、いつも娘がしたい、やりたいと思っていたことを、母親の価値観によってあきらめさせていた事はありませんか。

 

子供の頃から何となく、この子は私の顔色を伺っているな、と思いつつも、それが性格なのだから、と見逃してきてはいませんか。

 

娘を思うがゆえの親心、と母親は思い込んでいますが、一方の娘は成長して、母親に対する見方が変わってきているのです。母親はしつけのつもりで言ってきた、そうしてきたと信じていても、娘がそうは捉えていない可能性もあります。

 

子供に当たり散らした過去は「なかったこと」にしたい母親

 

そして、「そういえば、あの頃、ずいぶん、強く娘に当たっていたこともあったかしら」という思いが母親の頭をよぎったとしても、「まあ、ずいぶん昔のことだし」と「なかったこと」にしてしまうのです。

 

けれども、娘の側は「なかったこと」にはしていません。というか、できません。こうした認識の違いが積もり積もっていくほど、娘の、母親に対する見方は厳しいものになっていきます。

 

そして、それを母親に対して直接言うこともありますが、言わずにまずは距離を取り始めるのです。

 

しかし、母親の方は娘の心の奥にあるものを見ないで、表面的な行動のみに関心を向けるため、ついつい連絡を取ろうと必死になります。

 

ここは、はやる気持ちを抑えて、娘さんの真意を知るために、正直な気持ちになって過去を振り返ってみましょう。

 

1日中、何度も何度もメールや電話で娘さんと連絡を取ろうとする前に。それが肝心です。

 

それでも、どうしても理由がわからない場合は…。

 

そのような時は、私の電話無料サービス(15分間)にお問い合わせください。私は10年以上にわたり、母娘専門のカウンセリングを行ってきました。何千件というケースを扱ってきましたので、現在の状況を話して頂けましたら、娘さんの心理はほぼわかります。

娘に一番近い母親がわからないのに、他人にわかるものか、と思われるかもしれません。が、しかし、母娘の場合は、一番近い距離にありながら、心は遠く離れてしまっていることがよくあるのです。

 

また、母親の多くは、過去に、娘に対してやってしまった暴言や、ときには体罰を「なかったこと」にしたい気持ちが強いため、記憶から締め出していることも考えられます。

 

しかし、事実は消えません。その過去と向き合う作業を、私のセッションを通して行って頂き、娘さんの気持ちを理解して頂きたいのです。

 

今現在、モヤモヤしていて娘さんと何度も連絡を取ろうとしても、連絡がつかない事が多いでしょう。またやっとついたとしても、「お母さんを避けているの?」と聞いたところで「そんなこと、ないわよ」とはねつけられてしまう可能性が高いです。

 

このモヤモヤした状態がいつまで続くのか。先の見えない状況のまま、電話が鳴れば飛びつき、メールの着信音が聞こえれば、必死の思いでスマホを取り上げる。しかし、それは娘以外の人からで、落胆する。こんなことをいつまで続けますか。つらいですよね。

 

それならば、私のカウンセリングで、娘さんの気持ちを探り、状況を改善していきませんか。

ご連絡はこちらのホームページのお問い合わせからでも、またお電話で直接ご連絡ください。

 

 

今回のテーマに関連した母娘問題講座を開催します。ご案内をぜひご覧ください。

 

第4回母娘問題講座のお知らせ 

 

「母親に距離を取りたいと言うべきか~母娘の小説から考える」

 

もうこんな母親と付き合いたくない!と思ったとしても、絶縁はさすがに無理。それなら、距離を取るといったことは言った方がよいのか? 言わないでメールや電話の回数を減らしながら少しずつ距離を取ったらよいのか。 悩んでいる人は沢山いるでしょう。

一方、母親は娘が距離を取り始めたことに、理由がわからずうろたえてしまいます。娘さんの立場からのお悩みや苦しみを聞くことで、ご自身のケースと重ねることができるかもしれません。

この機会に同じ悩みをもつ方同士、一緒に考えてみませんか。

今回、読書の秋ということで、湊かなえ氏の『ポイズンドーター』(光文社文庫)を読み感想を話し合いながらタイトルテーマについて考えたいと思います。

 

日時 2018年10月21日 日曜日 午前10時30分~12時30分

場所 東京都港区南麻布4-5-48 フォーサイト南麻布5階セミナールームD

(場所はグラマラスエイチで検索)

参加費 3000円

申し込み・お問い合わせ 私のhpより。または090-5206-8576へ。

SMSでのご連絡もお受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

 



このブログを書いた人

母娘関係改善カウンセラー横山真香|SHINKO

横山真香(しんこ)

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。母娘関係修復、改善のためのカウンセリングを行っております。母娘関係に悩み苦しむご相談が数多く寄せられており、カウンセリングの現場から必要な情報を発信しています。

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横山真香(しんこ)
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