孫がくるのを嫌がる同居の娘に困っています
母娘関係改善カウンセラー横山真香です。
子供を連れてきたいという息子。孫に会いたい気持ちはあるのだが、一つ、問題が。実家暮らしの独身娘がいい顔をしない。間に入って困る母親の悩みを取り上げます。
目次
・兄家族がくると不機嫌になる娘
クライアントには30代の息子と娘がいる。長男は結婚し近所に暮らしている。会社員の娘は独身で、実家に暮らす。
長男は、週末になると孫を連れて実家に遊びに来る。夫も、孫には甘く、週末を楽しみにしている。
ところが、困った問題が生じている。というのは、同居の娘が、兄家族の来訪を快く思っていないのだ。
孫はまだまだ小さいので、泣きわめいたりすることもある。それが自室にこもっている娘にはうるさいというのだ。娘にしたら平日は仕事で帰宅も遅く、週末ぐらい休みたいのに、兄家族のせいで、ゆっくりすることもできないと不満をもらす。そこで、クライアントに、兄家族を来させないようにしろと言う。
・嫌なことは母親任せ
長男家族にしたら、親を喜ばせようと思って来てくれているのに、「もう来ないで」とは言えない。
娘には以前から、嫌なことは母親に押し付けるところがある。中学生の頃、仲良しだった友達をある時から、避けるようになった。その子がお誕生日のプレゼントを持ってきた時も、部屋にこもり、「お母さんが出てよ」と言う。
大学時代、バイトをずる休みする時も、母親に電話させる。
「娘の言うことを毎回、聞き入れてしまった自分が悪い」とクライアントは言うのだが。
・本当に困っているのは?
今回のケースは、長男に「絶対に来るな」ということではない。来る回数や滞在時間を減らしてもらうといった提案もできる。ただ、その理由として、娘このことを正直に伝えるのもありだ。
「娘が、仕事で疲れ切っていて週末は静かに過ごしたい、と言っている」。長男夫婦も理解できないことではないだろう。
しかしながら、本当の問題はクライアントが、長男家族と娘の板挟みになっていることではない。一番のテーマは、娘が嫌なことを引き受け、言いなりになっている事実だ。
カウンセリングでそのことを指摘すると、クライアントはうなずいた。
「わかっているのですが、断れなくて」。
長年の関係は早々、崩れるものではない。けれども、何かをきっかけに行動を変えないと、今後も娘の言いなりになってしまう可能性が高い。
ここで、「勇気を出して」とか、「思い切ってやってみる」といった根性論は意味がない。それよりも、最初の一歩は何からできそうかを考えていただく。
もちろん、カウンセリングでは、こうしたきっかけの一歩を具体的実践に移すためのメンタルサポートをしている。一人で考え込まず、行動を起こす手段としてカウンセラーという赤の他人を使って頂きたい。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「うちの場合はどうなんだろう」と思われた方へ。
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