娘の身勝手さを注意したいが、言えなくて…
母娘関係改善カウンセラー横山真香です。
8月も終わり、この時期ご相談で多くなるのが、帰省した娘に振り回され、それでも言いたいことが言えない、といった母親の悩みです。
実の娘なのに、なぜ、言えないのか。同じような悩みをお持ちの方に、読んで頂きたいと思います。
目次
・実家を別荘代わりに使う娘家族
半年ぶりに婿と子供達を連れて帰省した娘は、実家を別荘代わりに使う。父親の車は使い放題、食事作り、洗濯も母親任せ。
外食も親が払う。買い物にも付き合わされ、孫の洋服やおもちゃは母親のクレジットカードで購入。
しかし、娘に感謝されるどころか、育児のイライラをぶつけられる始末。
「もう帰って来なくていい」とはクライアントの本音。それでも孫達には会いたいので、言葉をのみこむ。
・独身娘にピリピリ
一方、独身の娘の帰省に気を使う母親も。息子や次女は結婚し、パートナーと子供を連れてお盆休みに集まるのが恒例というクライアント。そこに、独身の長女も帰ってくるのだが、性格が気難しく、父親、弟、妹とは話もしない。
大勢揃っての食事の際は、母親が会話に気を使うも、長女の機嫌は悪くなる。姪っ子や甥っ子達もビクビクして、寄りつかない。
長女が帰った後は、どっと疲れが出て寝込むほどだと言うクライアント。
「みんなが久しぶりに顔を合わせたのに、その場がピリピリしていて。長女だけ、帰ってこなくていいのに、と思ってしまいます」。
・なぜ、娘に言えないのか
こうしたクライアントに共通しているのは、娘に言いたくても言えず我慢しているということ。
「うちをホテル代わりに使わないでよ」、「あなたが不機嫌だから、場がしらけてしまう」と言いたいのをぐっとこらえ、笑顔で接してしまう。
なぜ、娘に言いたいことが言えないのか。
この話を友人にすれば、おそらく「あなた、自分の娘なのだから、注意すればいいじゃない」と言われてしまうだろう。
しかし、現実には言えない。その理由は大きく2つある。
・一つは、娘に注意しようものなら、逆切れされ、面倒なことに。「もう、孫を会わせない」などと言いかねない。
・もう一つは、娘も大変なのだから大目に見ようという親心。「兄弟姉妹は結婚しているのに、私だけ結婚できない」とひがんで、強気な態度を取っているのだろう。そう親は推測する。
・娘ではなく大人の女性として見たら
前述の理由は、母親と娘の関係性から生じる。しかしながら、相手を娘ではなく、一人の大人の女性として見たら? 目の前にいる大人の女性がしているのは、「身勝手」に尽きる。
そう割り切ったとしても、なかなか言えないと躊躇するならば、母親自身が嫌な思いをするのを避けること。
たとえば、帰省してほしくないのであれば、「実家に気を使わなくていいから、どこか旅行に行ってらっしゃいよ。せっかくの休暇なのだから」とすすめてみる。
または「大勢集まるのは、なんだか疲れちゃった。次は、他の兄弟達と日程ずらしてあなた一人で帰っていらっしゃいね」と言ってみるなど。
娘に気を使うのではなく、自身がストレスをため込まないように策を練ってみてはいかがだろうか。
今回、取り上げた母親のタイプは、言いたくても言えない、日ごろ我慢する傾向があります。次回は、里帰り出産しガルガル期の娘に、我慢し続けた母親のケースを取り上げてみます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「うちの場合はどうなんだろう」と思われた方へ。
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