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母親の表情をうかがう娘の気持ち、講座で理解してみませんか

母親の表情をうかがう娘の気持ち、講座で理解してみませんか

 

※2019年5月11日「母親や他人の顔色を伺う癖をやめたい娘が今すべき事」母娘問題の連続講座を開催します。

受講ご希望の方は私のホームページから、または直接お電話でご連絡ください。

※2019年6月関西在住の方向け、出張個人対面カウンセリングを行います。

5日水曜は神戸、6日木曜は京都、7日金曜は大阪の予定。この機会に、母娘問題に特化したカウンセリングを

体験されてみてはいかがでしょうか。お問い合わせ・ご予約は私のホームページから、またはお電話で直接どうぞ。

↓ 文末にホームページ、お電話のご案内があります。

 

母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。

 

  • 何かあるたび、母親の顔色をうかがう娘に…

 

子供が小さかった頃、ヒュッと手を出しておやつのお菓子を食べる。まだ、テーブルに座ってもいないし、手すら洗っていない。そこで、母親がついカッとなって子供の手を思い切り叩く。

 

「何度言ったらわかるの! ダメって言ったでしょう」

 

母親の怒鳴り声に子供は固まってしまい、そして泣き出す。それがまたイライラにつながり「あんたがいけないのでしょう」といっそうきつい声で叱る。

 

子供から見たら、母親は鬼のような形相だったのでしょう。その後も何か子供が言う、または行動することで母親はイラッとし怒鳴り声をあげていた。いつしか、子供はつねに母親の顔色をうかがい、できるだけ機嫌を損ねないように行動するようになった。

 

実はこれ、他人から見てもこの母娘関係がわかるのです。

 

「おばちゃんから、はい、どうぞ」と子供にお菓子を差し出す。すると必ず子供が親の顔を見上げる。その親が「いただきなさい」と言えば子供は手を出す。その後も、いちいち子供は親の表情を見て確認しながら動くのです。

 

もう少し大きくなった時…。レストランで家族が食事中、子供がうっかりスプーンやお箸を落としてしまう。その瞬間、子供はハッと母親の顔を見る。大きな声で叱られないか、ビクッとするのです。条件反射のように。

 

そんな子供が大きくなり高校、あるいは大学生になったというのに、いまだに親の顔色をうかがっている。もしかして、心当たりはありませんか。

 

  • あなたの考えを言って、と伝えても、なかなか言わない娘

 

「あなたはどうしたいの?」

 

黙りこくる娘についしびれを切らして声を荒げてしまう母親。

 

娘はすでに高校生になっているのに、いまだに自分の意見を母親に伝えることをためらうように見受けられます。自分がどうしたいかのか言ってくれない。結局、親が娘の気持ちを想像し判断して事を進める。そんな図式がいつのまにか出来上がってしまっているのです。

 

そうはいっても、娘の方でも学校の用事については親と話し合わなければいけないことが度々出てきます。そんなときは、すべてラインできます。

 

「ラインではなく、ちゃんと顔を見て話してよ」、そう言っても娘は目を合わせようとはしません。

 

中学生ぐらいまでは、母親の顔色をうかがうことばかりしていたのに、高校に入ってからはろくに話もしない。とにかく親として困ってしまうのは、娘が何を考えているのか、さっぱりわからないという事です。そして、家族に対する頑なな態度が意味しているのは何なのかも理解できないのです。

 

  • 娘は母親に何を思っているのか

 

このような娘さんのケースで悩んでいる方は多いのですが、私のところには、反対に、母親の表情をうかがってしまう癖が抜けないことにお悩みで来られる娘さんも多くいらっしゃいます。

 

娘さん達の大半は、「子供の頃から意味がわからず怒られてばかりいたが、何が原因でそうなるのかわからなかった。そのうちに、母親の顔色を先に読んで行動することが多くなった。その癖が大人になった今でもついやってしまう」と話します。

 

この悩みを抱えながらも思春期を迎える頃には娘さんの達の中で大きく2つのタイプに分かれていきます。

 

一つは、中学、高校に入っても母親の機嫌の状態をよく観察し、それに合わせていこうとするタイプです。

 

もう一つは、ある時、それがどのタイミングなのか個人によりますが、爆発するのです。

 

「もう、やってられない!」と。

 

「なんで私がいつまでお母さんの機嫌ばかり取らなければならないの。怒ったりするのはお母さんの気分次第でしょう。それに付き合っていられない」

 

そこから母親に反発、反抗するようになる場合と、もう一方では無視する態度に出る娘さんもいます。

 

あるいは、これがミックスされることも。反発し無視、その繰り返し。たまに機嫌がよい時は普通に話す。

 

こうした娘さん達が心の中で何を思っているのか。

 

それは親に対する反感とあきらめです。「どうせ話したって、わかってくれない。また否定される」

 

もちろん、先ほどの「やってられない」は親への怒りです。しかし、その熱が収まってくると今度はあきらめの気持ちになり、親と会話することをやめてしまうのです。

 

そうなると、親が何を話しかけても無視するか、うるさそうに答えるだけになります。親もこんな態度をされたら腹も立ちます。ついカッとなって大声で叫んだりしてしまうのですが、娘の方はさらにひきます。

 

つまり、コミュニケーションが取れなくなってしまうのです。

 

ならばどうしたらよいのか。ここで娘とどのように接したらよいのかわからなくなってしまい、私のところに来られる方、あるいは電話カウンセリングを希望される方がとても多いです。

 

  • 逆に母親が娘の機嫌をうかがうようになる

クライアントさんの状況を伺うと、最近では母親の方が娘の機嫌を取るようになってしまっているとか、何かひとこと、言っただけで地雷を踏み、すごい剣幕で娘が怒るため、何も言えなくなってしまったという人もいます。

 

これは力の逆転ですね。

 

母親が娘の表情をうかがうことになってしまっているのです。母親の方が、うっかり何か言おうものなら、娘の怒りのスイッチが入ってしまうことになるため、言葉選びにも慎重になります。

 

このような状況は、家庭の中でピリピリした緊張感があり、他の家族にも影響を及ぼすことになります。

 

ここでの娘さんへの接し方のポイントは、母親の態度を一定にすることです。どうしても、娘さんの気持ちの状態が乱高下するため、つい引きずられて母親も感情的になってしまいます。

 

お互いこれでもかとばかり、傷つけ合ってしまうことになります。けれども、ここでひと踏ん張りして欲しいのです。

 

何も娘さんのご機嫌を取るために、下手に出るということではありません。娘さんの気持ちとして怒りやあきらめがありますが、その奥にあるのは不安です。なぜなら、家庭が張りつめた空気の中で心は穏やかにはなれず、母親に対する不信感、それは大きな不安につながっているからです。

 

そこに、母親も一緒になって右往左往してしまうと、余計に娘さんの気持ちはアップダウンを繰り返すようになってしまうのです。

 

くれぐれも娘さんのジェットコースターのような感情の揺れに引っ張られないようにして下さい。

 

そのためには、母親自身が自分と向き合い、今後のスタンス(心の姿勢)を固める必要があります。

 

そのような時は、カウンセリングを利用してみてはいかがでしょうか。カウンセリングは自分と向き合うことができます。自分を見つめることができます。そんなのは一人でもできるじゃない、と考える人もいるでしょう。けれども、自分を見つめるためにはそのための質問をしてくれる人が実は必要なのです。自問自答はどうしてもかたよります。それどころかぐるぐる空回りする可能性があるのです。

 

そのための質問ができるのはプロのカウンセラーです。知人に頼もうとしてもそこはどうしても私情が入り込みます。

 

自分を冷静に客観的に見つめることができるように、カウンセリングを体験、実感してみてください。

 

私の心のプロセス・カウンセリングへのお問い合わせ、ご質問はお問い合わせフォームからどうぞ。

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