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娘のゴリ押しに負けてしまう母親の弱みとは

娘のゴリ押しに負けてしまう母親の弱みとは

 

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

幼い頃から、思い通りにならないと泣きわめく娘。なだめるのにひと苦労だったが、成人した今も、あまり変わらないように見える。

こうと思ったら、絶対にそれを押し通そうとするため、母親はいつも負けてしまう。

いったい、いつまでこの関係が続くのか。娘のゴリ押しに負けない方法はないものか、と悩んでいる方に。今までのケースから、母親達に共通する弱点を挙げてみました。

ゴリ押しする娘の対処法のヒントにしてみて下さい。

 

・聞き分けのない子だった娘

 

「子供の頃から、娘は育てづらいと思っていました」という母親クライアントさん。カウンセリングを受けられる方の多くがこのように話します。

「欲しいと思ったものは手に入れないと気が済まない。聞き分けのない子で、外出先でも大声で泣く、足をばたつかせる。結局、親が折れて、娘のわがままを聞いてしまうことになっていました」

 

学校の先生からも、「〇〇ちゃんは、自分の主張を押し通そうとして、お友達とぶつかってしまうことが時々あります」と言われることがありました。

 

「成長すれば、わがままもおさえられるようになるのでは、と期待していたのですが、一向にその気配もなく、娘は私を思い通りにさせようとするのです。そして、気に入らないと機嫌が悪くなります」。

 

・いう事を聞かないと、娘の嫌がらせが始まる

 

たとえば、娘が、土曜日に買い物に行きたいのだが、荷物が多くなりそうなので、母親に車を出してもらうようにお願いしてくる(母親クライアントの中には、娘からは「お願い」ではなく「命令」と受け取っている人も多い)。

それを金曜日の夜遅くに言われても、母親の方もいろいろ都合があり、娘の期待に沿えないこともある。

「今頃、言われても。明日は予定が色々あって、車は出せないのよ」と言うと、返事もせずにドアをバタンと閉める。それから、わざと聞こえるように、「いつも暇なくせして、こういう時だけ、用事作るのだから」とか、「弟の野球の試合にはほいほい見に行くくせに」と大声で嫌味を言っている。

それだけでは済まされず、自分の部屋で、わざと音を大きくして音楽を聴くなど嫌がらせをする。

こうなってくると、母親の方もそのままにしているわけにはいかず、思わず部屋の扉をたたいて、「わかったわよ、明日、車出すから」と言ってしまうのだ。

 

または、娘が無理なことを言ってきたときに断ると、口をきかなくなり無視されるケースもある。他の家族にはしないのだが、母親だけを無視する。

食事中に、他の家族とは普通に会話をしているのに、母親が話しかけると、プイッと横を向いてしまう。立ち上がり、食事も終えていないのに自室に行ってしまう。

母親としては、自分だけ無視されることにだんだん、耐えられなくなり、気分も落ち込んでいく。

 

・気まずくなるのが嫌で、娘の言うことを聞いてしまう

 

こうしたことを繰り返しているうちに、いつのまにか、母親と娘の間には支配関係が作られていくのです。

 

けれども、母親の方は、自分が娘に支配されているとはこれっぽっちも思っていません。

 

「私達は普通の親子。娘は自分の思い通りにしたい傾向が強いけれど。私が甘くて、娘の言う事を聞いてやってしまっている」。

 

この程度にしか、状況を認識していないのです。しかし、実は、母親が娘の言いなりになっています。娘の機嫌をとても気にしています。

 

なぜ、このようなケースに登場する母親達は、娘のゴリ押しを断ることができないのでしょうか。

 

それは、断ったら娘の機嫌が悪くなる。口をきいてくれなくなる。家族の中で自分だけ無視される。その気まずさに耐えきれないのです。

 

問題は、娘が母親のそうした弱いところをちゃんと見抜いていることです。

 

「お母さんに私の言うことを聞かせるには、ここを突くのが一番よい」とわかっているのです。

 

・断れないのではなく気まずさが嫌ならば

 

それでは、娘のゴリ押しに、母親はどのように対処したらよいのでしょうか。

 

娘の機嫌が悪くなることに対して、わかりやすくいうと、免疫をもつことです。娘のゴリ押しは、結局はわがままです。

 

ティーンエイジャーを経て、20代になっても続けているのは、娘の幼稚さからくることです。

 

そこをはっきり指摘してもいいのです。もちろん、娘は怒るでしょう。事実を言われているからです。口をきかなくなるかもしれません。

 

ポイントはここです。そうした娘の態度に慣れてください。「また、やっている」「20歳過ぎて、まだあんなことをしている」と心の中で思ってください。目の前にいる娘が子供に見えてきませんか。

 

「いったい、いつまでこんな子供じみたことをしているんだろう」という呆れた気持ちが湧き上がってくると、娘から無視されることなど、小さくてつまらないことに見えてきます。

 

それまでは「娘の機嫌が悪くなったらどうしよう」だったのが、「相変わらず子供だな」と冷めた目で見ることで、これまでの関係性が変わります。

 

きっかけはこうした小さなことでよいのです。娘との関係性を変えたいと強く願っているのでしたら、ぜひ、私の母娘関係改善カウンセリングを受けてみませんか。

 

改善とは、関係修復や仲がよくなるということだけを意味しているのではありません。娘とどのような関係を作りたいのか、そこには、あえて距離を取ることも含まれます。

 

今の状況をだらだら続けると、支配関係がさらに強化されることになります。この記事を、関係改善のきっかけにしてみてください。

 

「真香のカウンセリングはどのように進められるの?」というご質問にお電話でお答えします。

 

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娘の機嫌をつい取ってしまう。娘や他の人に振り回されている、と感じている方は、

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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