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娘が心配だが、干渉は止めたい。どうすれば?

娘が心配だが、干渉は止めたい。どうすれば?

 

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

大学生の娘は幼い面があり、親として不安。つい口を出してしまう。そんな母親を疎ましく思う一方、甘える時は利用する娘。衝突するが、仲が良すぎることも。母親が、関係を見直し、変わるべきなのか。今回はこのテーマを取り上げます。

 

・何をするのも母親が手助け

 

娘は長男、次男の次に生まれ、甘やかして育てられた。娘が何かしようとすれば、「危ないから」と、周囲の大人の誰かしらが、手を出していた。

 

そうした環境からなのか、娘も「人にやってもらって当然」と思うようになってしまった。

 

・決断を母親にゆだねる

 

やってもらうことの延長として、人生の決断についても、委ねるようになった。たとえば、進学先や、何の部活に入るのか。この友達と仲良くなっていいのか。

 

学校のことは全て母親に話し、判断を仰ぐ。母親も、娘の話にどっぷり浸り、自分が青春時代に戻った感覚があり、アドバイスする。

 

結果、娘のことは、何でも母親が決めるようになっていった。

 

・自分で考えることをしない娘

 

大学生になった娘は、相変わらず、受講の選択からサークル選びまで、母親に意見してもらっていた。

 

また、バイト先についても、母親が店の下見をして、確認してから娘が面接にのぞむといったことをしていた。

 

たまに母親が「もう大学生なのだから、あなたが自分で考えて決めなさい」と言っても、娘は「えー、面倒くさい」とか、「お母さんがいいと言えば、失敗ないでしょう」と答える。

 

母親は苦笑しながらも、「自分達は二卵性親子なのかしら」と軽く受け流していた。

 

娘はサークルの様子を詳しく話してくれるが、母親は、他の学生達とうまくやれるかどうか、気になって仕方がない。

 

「先輩にそんな受け答えをしたら、可愛くない後輩と思われるわよ」、「同期の仲ではあまり目立たないようにしなさいね。仲間外れにされるかも」。

 

バイト先での娘の様子も気になる。仕事は覚えたのか、うまく立ち回ることができているのか。

 

娘が「今日、バイト先でミスしちゃった」と話すだけで、母親の方は心配になる。「バイト先をクビになるかも。そうしたら、あの子、落ち込むのでは」、一つ一つの話がまるで自分事のように感じられる。

 

・娘のすべてが気になる

 

娘のやることなすことが、母親は気になる。「こうすればいいのに、ああすれば、もっといいかも」と考えてします。夫からは、「そんなに娘のことばかり気にしていては、あの子だってきゅうくつだろう」と言われるが、余計なお世話としか感じない。

 

娘が、サークルの中で浮かないか、誰かにSNSで悪口を言われないか。バイトで、パワハラに合わないか、いや、今はカスハラも心配、と四六時中、娘のことを考えてしまっている。

 

娘は、母親の口出しに対し、「ママったら、私は子供ではないのだから」と笑ってやり過ごしているようだが、この状態が続けば、いつか「干渉だ」と怒るようになるかもしれない。それを考えると、自分が娘に関わろうとするのを抑えなければと思うのだが、ブレーキがきかない。

 

・このままの関係でよいのか

 

このような状況の中でカウンセリングに来られた母親クライアントさんは、「娘にもう口出ししない、と決めてもつい干渉してしまう」と訴えられた。

 

頭では、娘はもう大人なので、あれこれ言うべきではない、とわかっているのだが、気が付くと、口が出る、手も出してサポートしようとしてしまう。

 

頭で理解しても、心は納得していない。その不一致が、モヤモヤになり、よけい母親クライアントが苦しむ要因となっている。

 

この状態は、母親が娘に執着している。母親が、娘の人生を生きようとしてしまっている。娘が息苦しいと感じるのは時間の問題だろう。娘が母親の干渉に我慢できなくなり、爆発するか。それとも、関係が深刻になる前に、母親の方が、娘への関心度を下げ、距離を取るようにするのか。

 

いきなり、娘のことを考えるのはやめよう、他に生きがいを見つけよう、関心を娘以外のことに振り向けようとするのは難しい。

 

では、どうすればよいのか。

 

いつも娘のことを考えてしまう私って、どうしてそれをするのだろう?

なぜ、娘のことしか考えられない私は、それをやめられないのか。

 

注目してほしいのは、問いの中に、「私」が入っていることだ。今までは、「私」の存在がなかった。けれども、問いの中に、「私」を入れることで、視点が変わる。娘ではなく、「私」が主役になる。

 

問いを立てることで、「私」がクローズアップされるようになる。これが自分と向き合うきっかけになる。

 

実は、本当にしんどいのはここからなのだ。人のことを考えるのは楽しいけれど、自分のことを考えるのはしんどい。

 

そんなときは、カウンセリングを検討して頂きたい。自身で自分と向き合うとつらくなることがある。けれども、カウンセリングでは、必ず寄り添う伴奏者がいる。

 

大事なのは、娘との距離が近いとき、母親であるあなたの方から適切な距離を取るべきなのだ。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

母親クライアント様向け、母娘関係改善カウンセリングのご案内はこちらになります。

 

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