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在宅で女王のように振る舞う娘に我慢の限界の母親は…
母娘関係改善カウンセラーの横山真香です。
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在宅で娘が家にいる生活が始まり…
コロナの影響で在宅ワークになり、朝から晩まで娘がいる。そんな生活が始まり、ストレスを抱えた母親が大勢います。
学校の再開、あるいは出社回数が増え、日中ようやく一人になることができた母親のクライアントさんからのご相談が急増しています。
その多くを占めるのが、在宅中の娘の生活態度についてです。
「まるで女王様のように、母親の私になんでもさせようとする」、「雨が降ってきたのに洗濯物すら取り込んでくれない」「食べたあとのお皿もテーブルに置きっぱなしのまま、疲れたからと言って自室に行ってしまう」
まるで、母親のことは女中扱いです。小腹が空けば、コンビニに買い物に行かせる。昼はラーメンが食べたいから作れ、家にある麺は嫌だと言いたい放題。
「何を偉そうに!」と怒りではらわたが煮えくり返っているのですが、面と向かっては言えない。そんなジレンマを抱えたまま、早く学校が再開して欲しい! 次の出社予定日まで指折り数える母親のストレスはたまる一方なのです。
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機嫌が悪いとピリピリした雰囲気に
母親なのになぜ娘に言わないのか、または拒否しないのかと思うかもしれません。けれども、注意をしたり、「それはしないでね」とお願いしようものなら、まず表情がきつくなる。ムスッとして口をきかなくなり、わざとドアをバタンと閉める。聞こえよがしに「ったくうるさいんだから」と悪態をつく。
部屋の雰囲気がピリピリするのが嫌なので、こちらが我慢するしかなくなる。振り返ってみれば、娘は学生時代も気分次第で感情をむき出しにする傾向があったのですが、社会人になって仕事が忙しく帰宅が遅い。週末は昼過ぎまで寝ているか、終日外出しているかでほとんど家にいないため、これだけ娘と一緒にいることが多い生活は久しぶりだったのです。
そして、あまりにも勝手な娘に対し、「ここまでひどかったのか」と再認識する母親も多いです。
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子育ての成績表をつきつけられたように思う
相談をされるクライアントさん達のほとんどが、「私の子育てがいけなかったのでしょうか。あんなわがままに育てたつもりはないのですが」とため息まじりにおっしゃるのです。
夫や実母に話せば、「お前が甘やかしたからだ」と責められるから、愚痴も言えない。かといって、友人に聞いてもらおうとすれば、「うちの娘はそんな態度はしない。私達、仲がいいのよね」といった自慢話になり、こちらがいっそう落ち込んでしまう。
そのうちに、母親の方はある思いが強くなっていくのです。
「正直、今後一緒に暮らしたいとは思わない。1日も早く出て行ってほしい」。娘の顔も見たくない、嫌悪感が募り、2階の部屋から降りてくる足音を聞くだけで動悸がするなど、身体へのダメージも自覚するようになるのです。
「娘の態度を見ていると、自分の子育てが失敗だったような気がしてきて。最低の通知表を見せられたように感じてしまいます」と話す方も何人かおられます。
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自己中心的な娘の人間関係が心配
そうはいってもやはりそこは母親で、娘のことを非難する一方、将来への不安を口にされる方もかなりおられます。
「自己中な娘の言動を見るにつけ、あの子の将来が不安です。人様から反感を買われるのではないでしょうか。恋人だって、いつも長続きしないところを見ると、わがまま言っているのだと思います。ずっと一人で孤独な生活を送ると思うと、可哀そうで」。
母親自身は娘とは離れたいと思っている。一緒に暮らすのはもう限界と思い始めているけれど、かといって、職場で孤立してしまい、彼氏からもつきあいを断られてしまうような娘を思うと、たとえ想像であってもかわいそう、忍びない気持ちが湧いてくるのです。
なんとか娘の態度を変える方法はあるのでしょうか。
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耳が痛いことも、母親だから言うべきなのか
娘さんに忠告することは可能でしょうか。「あなたの言動はどう見てもわがままとしか言えない。偉そうにふるまうのは、家族を嫌な気分にさせる。あなたも大人なのだからいくら家族であっても、わがままし放題の態度をあらためるべき」と真っ向から言ったら、娘はいったいどんな顔をするでしょうか。
今までの立ち振る舞いを伺う限り、親のアドバイスをきっかけに心を入れ替えるのは望めないような気もします。多分、2倍、3倍返しで怒るでしょう。「そんな風に育てたのは、お母さんのせいじゃない!」と反撃されるかもしれません。
母親としては、こんな娘に育ててしまった責任を感じる一方、離れたい気持ちとで葛藤するのではないでしょうか。
そもそも、娘がこのような態度を取るのは、実母や夫が指摘するように100%母親の責任でしょうか。
夫だって、父親として娘の子育てに関わってきたはずです。ノータッチで娘が大きくなったとはあり得ません。たとえば兄弟姉妹の場合、一人は自己中であっても、もう一人は思いやりのある場合もあります。よく聞かれるのが、「同じように育てたのに、なんでこんなに性格が違うのかしら」という言葉です。
もう一つ付け加えると、親はいったいいつまで子供の人生に責任を持たなければならないのかという点です。親になる覚悟をし、養育し、教育費を払い社会人になるまで育て上げる。そうしてできあがったパーソナリティに、その後もずっと親は責任をもっていかなければならないのでしょうか。
確かに娘とって本当に大切なメッセージを伝えたい。それは母親の義務かもしれません。それを言ったとき、娘は相当反抗しても、後で思い返すかもしれません。「あのとき、お母さんは私のことを心から思って、厳しいことを言ってくれたのだ」と。
これは理想のストーリー展開です。もしそうなれば、娘からどんなに罵倒されようが、いつか真実をわかってくれると希望をもつことができるでしょう。
ただし、人生は必ずしもこのような展開ばかりとは限らないのです。娘のためを思って言ったとしても、「偉そうに! 二度とそんな口をきくんじゃない!」(※娘から母親へのセリフです)と母親を威嚇しようとする可能性だって考えられなくもないのです。
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痛い思いをして学ぶのは娘自身
母親である以上、娘が社会の中でうまくやって欲しいと願うのは当然のことです。でも、20歳を過ぎた娘の性格、考え方、価値観を変えようとするのは無理です。母親から見て問題があるとしても、全ては娘の責任と考えた方が楽になりませんか。
人の性格は持って生まれたものと環境、半々から成り立つと言われています。(これについては様々な見解はありますが)
娘の性格、考え方が100%、母親の影響で成り立つのでしょうか。たとえ、娘が人間関係で何かあったとしても、どうやって向き合い乗り越えていくのか、それは娘のテーマです。もちろん、心の痛みを伴うかもしれませんが、人生の学びと捉え、自分の言動を省みるのか。あるいは何でも人のせい、物事のせい、母親のせいと非難するばかりで、内省することをしないのか。それは娘次第です。
母親の立場として、手を差し伸べられる場合もあります。けれども、あえて見守るに徹するだけという手段もあります。娘に対して自分ができること、できないことの限界を知るのも、これからの母娘関係に大事だと私は思います。
わが子なのに、なぜ娘の機嫌を取らなければならないのか。ご自分の性格をどのように思われますか。娘が帰宅したときから、自動的にスイッチが入り「怒らせないようにしなければ」とか、「これを言ったら不機嫌になるかも」とオドオドしてしまう。「それなら私が我慢すればいい」。そんなご自分の性格を客観的に学ぶための個人向けプログラムを作成しました。
ご案内は近日中になりますが、5回連続セッションで、「振り回す人、振り回される人」の性格傾向を学び、振り回されないマインド(心の姿勢)を育てるという内容です。
ご興味のある方は、近日中にアップ致しますご案内を見て頂ければと思います。
このプログラムについての直接のお問い合わせもお受けしております。
ホームページから
またはお電話でお問い合わせください。
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☎ 090-5206-8576
(平日・土日・祝日9時~21時まで。セッション中は出られないことがあります。その場合はメールでご連絡下さい)