目次
第3回 母娘問題講座のお知らせ「母親を軽蔑する娘とどう接したら？」
成人した娘が明らかに母親である私のことを軽蔑している。
このような思いを抱かれる母親は実はとても多いです。
私の母娘関係改善カウンセリングに来られる母親のクライアントのご相談内容の多くがこのテーマです。
娘は学校を卒業し働くようになってから、世間を知り、そこで急に母親を見下すようになったのか。
「お母さんは偉そうなことを言ってはいるけど、働いているからといって今の社会をよく知っているわけでもないし」と娘が母親を軽く見ているのか。
最近は、軽蔑していることを隠そうともせず、言葉でも言ってくる、無視もする。そんな娘の態度に腹が立つ、一生懸命育てたのに虚しい、威圧的になり怖い、など母親の悩みも深刻です。
実は、娘さんは社会人になってから母親を軽蔑し始めたのではありません。
それはもっと前からのことです。
娘が母親を軽蔑し始めるのは早くて小学生の頃から。そして、社会人になるまでずっと冷めた目で母親を見ていたのか、ということがわかると、なんだかとてもつらい気持ちになりますよね。
今回、なぜこのテーマで開催するかというと、この問題、母娘間で見逃されていることが多いのです。娘の方は自覚していても母親の方はあまり気付いていない。そして、気が付いたときには、問題は非常に大きくなっており、関係性を自分ではコントロールできない程になっているのです。
母親としては、娘から見下されている態度を、大したことはないと思ってしまいがちです。
けれども、この問題は放置するとかなり深刻な状況になります。
母娘問題の現場にいる私としては、この問題をもっと大きなテーマとして訴えていく必要があると思っています。
そこで、少しでも思い当たる人はぜひご一緒に今後の対応を考えて頂きたいです。
日頃から「お母さんに話してもわからないわよ」とか「お母さんて、本当に優柔不断ね」
「お母さんは何も決められないのよね」などと娘さんから言われ続けてはいませんか。
それについて不快な気分になりながらも、娘が自分を批判するのは成長した証拠などと、自分に都合のいいように思い込もうとしてはいませんか。
今回の母娘問題講座のプログラム
今回の母娘問題講座では、次のようなプログラムで講座を進めてまいります。
１．幼い娘に母親を軽蔑する気持ちが生まれたきっかけ、その理由。
大人になるまで軽蔑の気持ちがどのように変化していくのか。
２．娘がその気持ちを持ち続けたまま関係が続くと、なにが問題になるのか。
３．娘の、母親を見下すような態度を変えさせるにはどうしたらよいのか。
といったことについてお話しさせて頂きます。
講座を通して娘さんの心理が理解できるようになると、今後の対応について具体的ヒントが見えるようになります。
以下、講座に関するご案内です。
第3回 母娘問題講座「母親を軽蔑する娘とどう接したら？」
日時 ２０１８年9月8日土曜日 午前10時30分～12時30分
場所 東京都港区南麻布４－５－４８ フォーサイト南麻布5階セミナールームＤ
（アクセスは「グラマラスエイチ南麻布」で検索）
参加費３０００円
お申込みはこちらから。（お問合せ内容に「第3回母娘問題講座参加希望」とご記入ください。）
お電話でのお申込みは直接この番号におかけください。０９０－５２０６－８５７６
（セッションで出られない場合はSMS、ショートメールを頂けますか。後ほど、返信させて頂きます）
次回、第4回母娘問題講座のご案内
「小説から読み解く母娘問題～湊かなえの『ポイズンドーター・ホーリーマザー』を読む」