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娘の嫌な部分は私に似た?鏡を見るような嫌悪感

娘の嫌な部分は私に似た?鏡を見るような嫌悪感

 

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

気にいらない事があると泣きわめく高校生の娘。それを指摘したら、「ママも同じじゃない!」と言われてしまった。振り返れば、思い当たることが多々あり…。こんなとき、娘とどうやって向き合うべきなのか。今回はこのテーマを取り上げてみます。

 

・娘が泣きわめく

 

高校生の娘は、嫌なことがあるとすぐに怒りだし、泣きじゃくりながら親を責める。

 

「お母さんに八つ当たりしないでよ」と言えば、娘はさらにヒートアップ。

 

「お母さんだって、家族に当たっているじゃない!」

「いつもヒステリックにわめいているくせに!」

 

そう言われると、反論できない自分がいる。

 

・娘の嫌なところは、自分の鏡を見ているよう

 

自分も、10代の頃、親から同じように言われていた。

 

「あなたは、すぐ感情的になる。何を言いたいのかわからない。泣かないで、きちんと言いなさい」。

 

夫にも言われた。「何が不満なのか、わからないよ。言葉で説明してくれないと」

 

娘の、感情をコントロールできないところは、私に似たのか。自分の嫌な面を、娘に重ねてしまい、鏡を見ているようだ。自己嫌悪がわいてくる一方、娘を拒否したい気持ちも強くなる。

 

・「あなたのことが嫌い」とは言えないが

 

わが子ながら、娘には温かい気持ちで接することができず、できれば避けたい。とくに、娘が怒りを抑えられず当たり散らしているのを見ると、こちらに伝染するようで、気持ちがザワザワしてくる。それが何ともストレスなのだ。

 

親なのだから、もっと、余裕をもって接することができないのか。実の親や夫に、自分が娘をどう思っているか話すと、「あなたはたった一人の母親なのだから、もう少し、愛情をもって接してあげないと」とこちらが責められてしまう。

 

・誰にも言えずに、悶々とするだけ

 

カウンセリングに来られるクライアントさんの多くは、こうした葛藤を抱えて来られます。このようなケースで、苦しいのは、自分の嫌な面が娘に似てしまった、それは私のせい、と自分を責めることです。

 

しかし、それ以上にしんどいのは、自分の嫌な面をもつ娘を受け入れるべきなのに、それができないばかりか、非難してしまう、あるいは避けようとしていることでしょう。

 

そこには、母親なのだから娘には愛情を持って接するのが当たり前、という世間一般の考えがあり、縛られているからです。

 

・娘を客観的に見る

 

けれども、相手が娘といえども、全て受け入れなければならない、というのは無理があるのです。自分の嫌な部分が娘にあるのなら、その事実を客観的に見ることで、(自分を)よい方向に直そうとすることもできます。

 

冷静に観察するようになると、娘がやっていることは、自分にもあるので、理解できる部分もあります。

 

母親と娘は一心同体なんて、あり得ません。全く別の人格、キャラ、性格が異なるのは当然で、まずはその考えを受け入れられるようになると、娘に対する気持ちに心の余裕が出きます。

 

とはいえ、頭ではわかったつもりになっても、まだまだ気持ち、心が抵抗するはずです。そのような時は、ぜひ、カウンセリングをご検討ください。ご自身のモヤモヤを、赤の他人である第三者に話すことによって、娘を避けたい自分を許すことができるようになります。

 

また、娘を拒絶したい気持ちから、一歩冷めた目で眺められるようになり、そこに余裕が出てくるのです。

 

これからもモヤモヤを抱えて娘に対し、否定的な気持ちで接していくのか。それとも、ここでいったん、娘との関係をリセットしたいと思うのであれば、母娘関係カウンセリングを利用されてはいかがでしょうか。

 

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