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「彼氏について聞こうとすると口を閉ざす娘。自分の部屋へ行ってしまうのです」
とお悩みのクライアントさんが来られました。
どうも付き合っている彼には妻子がいるらしい。それって不倫? と疑うと、心配は一気に大きな不安となります。このようなお悩みを抱えていらっしゃる方、決して少なくないはずです。げんに、私のカウンセリングルームに来られるお母様も多いです。
娘が親に対して秘密を持つ事はどうしてもあるでしょう。彼氏の事もあまり話したがらない、内緒で付き合っているケースも多いです。
娘が何も話してくれない。
このような状況が続き不安にかられた母親の中には、娘の部屋にこっそり入って何か手がかりになるものはないかと探す人もいます。このブログを読んでくださっているあなたも、もしかしたら同じような事をされた経験はありませんか。
母親というのは娘の事が心配なあまり、何か一つでもわかればという気持ちにかられますよね。
こうして娘が外出中に部屋に入り、証拠となるものを見つけてしまう。たとえば、行ったはずのない観光地の入場券とか、見た事のない高価なアクセサリーなど。しかし、その事を言えば、部屋に入った事がばれるため、直接娘には言えません。そこで、より心配の種が増える事になるのです。
このような状況になってしまった場合、一体どうしたらよいのでしょうか。
私のカウンセリングでは、こうしたお悩みを抱えてこられたクライアントの方には、関係改善プログラムの中の「接点をみつけるセッション」というのを受けて頂いております。
娘さんに単刀直入に「あなた、誰かと付き合っているでしょう。もしかして、公にできない付き合いとか?」などと聞いてみたところで、素直に返事するわけがありません。ましてや今までもさほどコミュニケーションがうまく取れていない場合、母親に対しさらに心の扉を固く閉じてしまう事が考えられます。
一方で、娘さんとの関係性を少しでも風通しのよいものに変えていくきっかけと考えたらどうでしょう。
娘さんが事情のある彼と付き合っているなら、本人が一番つらいはずです。
そんな娘さんの気持ちを理解してあげることはできますか。
母親の立場として娘を守らなければ、という気持ちでいっぱいでしょう。そのお気持ちもよくわかります。
しかし、ここで関係をこじらせるのではなく、娘さんとのこれまでの関係を改善できるきっかけになる可能性も高いのです。
冒頭で来られたクライアントさんの場合は、真香のカウンセリングでご提供する関係改善プログラムを受けて頂きました。その結果、話しをしてくれない娘さんに問題があるのだという思い込みに気づき、なぜ娘が自分に話かけることができないのか、そこに焦点を当てるようになったのです。
このクライアントさんのように、状況に対する見方が少し変わるだけで、その後の態度、思考パターンが変化します。それは、自分自身だけではなく、娘さんにも伝わっていくのです。
母親と娘の関係性はこうしたきっかけから必ず変化が訪れます。
娘さんとのこれからの接し方は、母親であるあなた次第なのです。
状況を変えるために、真香のカウンセリングでご提供する関係改善プログラムを受けて
みませんか。
母娘関係改善カウンセラーの横山真香 横浜元町ルーム(毎週金曜日のみオープン)
&東京広尾ルーム