大事にされる長女と甘やかされる三女、
強まる次女の疎外感
母娘関係改善カウンセラー横山真香です。
カウンセリングでは、兄弟姉妹の格差についてご相談を受けることも多いです。
長男ファーストの母親、末っ子には甘い父親など、様々です。
今回は疎外感を抱く次女のケースを取り上げてみたいと思います。
目次
・長女は一目置かれ、三女は甘やかされ、家族の中で浮く次女
クライアントさんの家族は両親と三人姉妹で、ご自身は次女。長女の姉は、将来、家を継ぐものと親は思っており、大事にされていた。
三女は親の年齢がいってからの子で、甘やかされて育った。父親の収入が上がったこともあり、好きな物が買い与えられた。
・親は私に無関心?
次女が思春期の頃、実家は経済的余裕がなく、何でも我慢させられた。ただ、長女は将来、跡取りになるので、大学進学が認められた。三女も、経済的余裕ができたおかげで、大学進学できた。
しかし、次女が高校生のときは余裕がなく、専門学校への進学がようやく許された。次女は物心ついた頃から、「姉は優先、私は我慢」と感じていた。さらに、長女や三女のお祝い事などは、親戚を呼んで行われることもあったが、次女については、うっかり忘れられてしまうこともあった。
親は自分に無関心なのだ、と次女は思うようになった。
・親を責めれば、こちらが否定される
家族が話している部屋に次女が入ると、「あら、いたんだ」といった顔をされることがある。社会人になり、休日、外食に行く話になっても、気がのらない次女が断ると、家族はホッとした表情で、「じゃあ、お留守番お願いね」と言ってそそさくさと出かける。
時々、怒りが爆発して、「私はずっと我慢させられた」、「お姉ちゃんや妹はいい思いしてきたのに」と親にぶつけても、「仕方ないじゃない」、「あなただって、こうしたいとか何も言わなかったじゃない」と逆ギレされる。
つらいのは、姉も妹も味方になってくれないことだ。逆に、「親に感謝の気持ちがないの?」と非難されてしまう。
・家族と距離を取りたいが
次女の疎外感はさらに強くなる一方、こうしてカウンセリングを受けられた。
「今の状況で何が一番つらいですか」の問い対して、「この家に自分の居場所がない」と言われた。
家族なのに、誰一人として自分の気持ちを理解してくれないばかりか、非難される。自分がこの家ではじゃまなお荷物のように感じていると答えられた。
「実家を出たら、と友人からは言われるけど、専門学校卒の学歴で、三姉妹の中でも給料が一番低く、一人暮らしは経済的に無理」とのこと。
・自分の思いに気づく
こういう場合、仮定法で本心はどうしたいのか試してみるのも一つ、とおすすめしてみた。
具体的には、「もし、~だったら」と仮定してみる。
「もし、実家を出て、一人暮らしをしてみたら、家族に気兼ねしなくてすむかもしれない」。
または、
「もし、ずっと実家暮らしだったら、この先も居心地が悪いまま」。
もっと、他にも色々な思いが浮かぶかもしれないけれど、強く沸きあがってくる感情をキャッチしてみる。たとえば、前者と後者が浮かんだとき、心の状態の違いを意識してみること。
クライアントさんは、「このまま実家にいると、疎外感だけでなく、家族全員を憎むようになってしまうかも。それだけは避けたい」という気持ちがあるのに気づいたと言う。
ならば、次に作戦を立ててみる。「実家にいるより、出た方がいいのは、自分のため」というモチベーションさえ明確になると、次の行動に出やすくなる。
「一人暮らしをするのに、経済的に無理」と思っているのであれば、家賃の低いアパートや、ルームメイト募集を探してみる。思い切って、会社の寮がある企業に転職する、など様々な手段が浮上するはず。最初はこうした情報収集から始めて、実現に向けて検討してみる。
ポイントは、できない理由を探すのではなく、できることを一つでも多く見つけること。有効な情報は力を与えてくれる。まずは最初の一歩を踏み出してほしい。
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