X

お姉ちゃんといるママは楽しそう、と中学生の次女に言われたら?

お姉ちゃんといるママは楽しそう、と

中学生の次女に言われたら?

 

母娘関係改善カウンセラー横山真香です。

 

長女と次女、同じように接しているつもりでも、子供は親の心を見抜きます。次女の放った言葉に、母親はどう対応するのか? 今回はこちらのテーマを取り上げます。

 

・育てやすい子、育てづらい子

 

子供の性格はこうも違うものなのか? と感じる親は多いかもしれません。上の子は育てづらくもう子供なんて欲しくないと思ったものの、次の子は育てやすかった。

 

または、子供が大きくなるについて、上の子はニコニコしているのに、下の子は不機嫌。何かあると爆発する。

 

ついつい、下の子の機嫌を気にするようになり、ストレスがたまる。一方、上の子といるときは、リラックスできるから自然と笑顔になる。

 

・子供は親の顔をよく見ている

 

もちろん、親にしたら、上の子、下の子への態度を変えているつもりはない。けれども、子供の言動によって、同じように対応をするのは難しい。

 

何かといえば不平不満、文句ばかり言う次女に、母親の方はうんざり。一緒にいると、嫌な気分になるから、表情もこわばってしまう。けれども、面白くて優しい長女といると、気持ちが和み、女子トークで笑うこともしばしば。

 

ある時、中学生の次女がポツリと言う。「ママは、お姉ちゃんといると楽しそうだけど、私の前では笑わない」。

 

ドキッとするけど、それは事実。

 

「だって、あなたは文句ばかりで、正直、一緒にいても楽しくない」

「何かというと、怒り出すあなたに、ママはストレスいっぱい」

と言いたいところだが、それを言えば、次女は怒りだすだろう。それが嫌だから、つい、次女を避けるようになってしまう。母親のそんな気持ちを、次女はわかっている。

 

・娘への対応が悪いのか、自分を責める母親

 

このような状況で、母親が思いがちなのは、「長女とは関係性が良いのだから、次女とだってうまくやれるはず。次女をもっと理解して私の対応を変えないと」ということ。

 

でも、このケース、母親の対応がまずいのではない。まずは、長女と次女の性格が異なるのを認めてしまうと、少し気が楽になる。

 

長女が明るいキャラなのに対し、次女のキャラはちょっぴり苦手かも。

 

そして、次女を怒らせないように、不機嫌にならないように、と、はれ物にさわるような態度を取るのをやめる、控える。

 

その緊張感が、顔に、態度に出て、次女にはバレバレになっている。

 

次女から「ママはお姉ちゃんと、私への対応が違う」とったようなことを言われたら、

「そんなことないわよ」と必死になって打ち消すより、「そりゃ、違うわよ。私への対応が、あなた達、違うもの」と肯定するのもあり。

 

こうした言い方をすると、次女が一方的に、母親が自分を姉と差別しているといった思い込みから、「自分と、姉では、母に対して、どのように違うのだろう」と自分への問いかけができる可能性がある。

 

大事なのは、次女への対応をどうするかではなく、次女に、自分の言動の問題点を気づかせること。考えさせ、行動できるようにすることだ。

 

そのためには、親自身が、自分、長女、次女の性格形成に興味をもつことをお勧めしたい。

 

New ! 新しいプログラムを作りました

「自分の性格傾向を知るレッスン~性格がわかると人間関係も変わる」

詳細については、こちらの記事をご覧ください。

New!「自分の性格傾向(女性に特化)を知るレッスン」 – 母娘関係改善カウンセリング|母娘の関係に疲れる、確執、不仲、修復はご相談ください

 

真香の母娘関係改善カウンセリングについてのお問い合わせはこちらになります。

カウンセリング、性格傾向を知るレッスンいついて、直接問い合わせをご希望の方は

こちらにご連絡くださいませ。

📞090-5206-8576

カウンセリング中は出られない場合がございます。留守番メッセージを残して頂けましたら、こちらからショートメッセージをお送り致します。

 

[email protected]:
Related Post